2022年1月2日日曜日

万葉の 歌を枕に 千年の 時空を超えて 遊ぶ日もあり

■ とりあえず、いままでのところだ
■ また、そのうち追加しよう。
  1. 万葉の 歌を枕に 千年の 時空を超えて 遊ぶ日もあり // 遊水
  2. ことのはの ひとつひとつに こめられし うたのこころを しるぞたのしき // 遊水
  3. うたえらぶ ひとのこころに おもいよせ わがうたにかえ かきならべたり // 遊水
  4.  
  5. 春過而 夏來良之 白妙能 衣乾有 天之香來山 // 持統天皇 万葉集
  6. はるすぎて なつきたるらし しろたえの ころもほしたり あまのかぐやま
  7. たみびとが ころもあらいて ほしたるか このまにしろく なつはきにけり // 遊水
  8.  
  9. 東 野炎 立所見而 反見為者 月西渡 // 柿本人麻呂
  10. ひんがしの のにかぎろひの たつみえて かへりみすれば つきかたぶきぬ
  11. ひんがしの ののかぎろいの たつところ かえりみすれば つきにしわたる // 遊水
  12.  
  13. 田兒之浦從 打出而見者 眞白衣 不盡能高嶺尓 雪波零家留 // 山部赤人
  14. たごのうらゆ うちいでてみれば ましろにぞ ふじのたかねに ゆきはふりける    
  15. みぎわまで こまうちかけて みかえれば ましろにふじは たちにけるかな // 遊水
  16.  
  17. 青丹吉 寧樂 京師者 咲花乃 薫如 今盛有 // 小野老
  18. あをによし ならのみやこは さくはなの にほうがごとく いまさかりなり
  19. いにしえの ならのみやこの やえざくら きょうここのえに においぬるかな // 伊勢大輔
  20.  
  21. 天離 夷之長道従 戀来者 自明門 倭嶋所見 // 柿本人麻呂
  22. あまざかる ひなのながじゆ こひくれば あかしのとより やまとしまみゆ // 柿本人麻呂
  23.  
  24. であいとは かくなるものと しりながら こころなやみて あひにけるとは // 遊水
  25. あひみての のちのこころに くらぶれば むかしはものを おもはざりけり // 藤原敦忠
  26.  
  27. くろかみの みだれもしらず うちふせば まずかきやりし ひとぞこひしき // 和泉式部
  28. うたたねに こひしきひとを みてしより ゆめてふものは たのみそめてき // 小野小町
  29.  
  30. たちばなの にほふあたりの うたたねは ゆめもむかしの そでのかぞする // 藤原俊成の女
  31.  
  32. ゆめかとよ みしおもかげも ちぎりしも  わすれずながら うつつならねば // 俊成女
  33. さかるひの 夜々のおもかげ かきくらし ゆきとふりぬる としのくれかな // 遊水
  34.  
  35. あふまでの おもひはことの かずならで わかれぞこひの はじめなりける // 寂蓮
  36. たまのをよ こころとこころ むすぶいと しのびきれずに おもいきるかな // 遊水
  37.  
  38. かへりこぬ むかしをいまと おもひねの ゆめのまくらに にほふたちばな // 式子内親王
  39. かのひとと ともにつかいし このまくら かおをうずめて おもいねるかな // 遊水
  40.  
  41. こちふかば にほひおこせる うめのはな ひとはゆくとも はなはかわらず // 遊水
  42.  
  43. はなかおる きせつとなれば ことしまた なつかしみつつ おもいおこせり // 遊水
  44. あなたから てがみがとどき はるとなる まどをみがいて あしたをまとう  // 遊水
  45.   
  46. きみにより おもいならひぬ よのなかの ひとはこれをや こひといふらむ // 在原業平
  47.  
  48. つかのまの であいもあるさ それだけで わかれゆくこと むかしもいまも // 遊水
  49. さよならの ことばはじかに つたえたい それもかなわず はなればなれに // 遊水
  50.  
  51. わかれても ともだちだから いいでしょう たまにはおさけ さみしいよるに // 遊水
  52. いいへんじ わたしがしないと いうけれど そういうあなた だれとねてるの  // 遊水
  53.  
  54. なつのよる ふっとこころに はやりうた おもいだしつつ ねむりゆくかな  // 遊水
  55. よるにうた ききつつかみに かきつける ことばはいつも しつれんのうた // 遊水
  56.  
  57. コーヒーを ともにのもうよ あくるあさ むなしくあけて ひとりのみけり // 遊水
  58. きょうもまた あなたはそれを うたうのか きのうのよるの こゆびがいたい // 遊水
  59.  
  60. かむことも あいのひとつや かすみそう // 遊水
  61. たいおんの ちがいかんじる ふゆのよる // 遊水
  62. なんとなく そんなもんだよ はるのかぜ // 遊水
  63.  
  64. きのうきょう そしてあしたと いうけれど きのうはずっと とおくかなたに // 遊水
  65. おもいでは とおいむかしの ことなれど いまものこれり こころのすみに // 遊水
  66.  
  67. あふみのうみ ゆふなみちどり ながなけば こころもしぬに いにしえおもほゆ // 柿本人麻呂
  68.  
  69. さざなみや しがのみやこは あれにしを むかしながらの やまざくらかな // 平忠度
  70. いにしえの ながらのてらの やまざくら ちるひとはなほ あわれなりけり // 遊水
  71.  
  72. みよしのの よしののやまの やまざくら さくらふぶきと なりにけるかも // 遊水
  73. むすめらの はなやぎすぎる はなふぶき かげあゆまする しきいしのみち  // 遊水
  74.  
  75. ひさかたの ひかりのどけき はるのひに しづこころなく はなのちるらむ // 紀友則
  76. ひさしぶり ひかりのどかな はるなれど しづこころなく はなはちりゆく // 遊水
  77.  
  78. ほととぎす なきつるかたを ながむれば ただありあけの つきぞのこれる  藤原実定
  79.  
  80. わがやどの いささむらたけ ふくかぜの おとのかそけき このゆうべかも // 大伴家持
  81. うららかな みそらにひばり なきのぼる そのうたかなし ひとりしおもえば // (美空ひばり)
  82.  
  83. きみまつと わがこいひおれば わがやどの  すだれうごかし あきのかぜふく // 額田王
  84. あききぬと めにはさやかに みえねども かぜのおとにぞ おどろかれぬる // 藤原敏行
  85.  
  86. つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ わがみひとつの あきにはあらねど // 大江千里
  87. かのひとは かなしいこころ うたにする わがみひとりの あきにあらぬと // 遊水
  88.  
  89. さみしさに やどをたちいで ながむれば いづくもおなじ あきのゆふぐれ // 良暹法師
  90. さみしさに うめだのまちに でてみれど ひとごみのなか しるひともなく // 遊水
  91. みやこへは さんりのみちの ゆきかえり いずこもおなじ あきのゆうぐれ // 遊水
  92.  
  93. うずらなく ふしみのさとの なごりいま ちめいにのこる ふかくさのあき // 遊水
  94. ゆうされば のべのあきかぜ みにしみて うずらなくなり ふかくさのさと // 藤原俊成
  95. なつされば そとのあそびも あきのかぜ さびしさよせる ひとさりしはま // 遊水
  96.  
  97. あまのはら ふりさけみれば かすがなる みかさのやまに いでしつきかも // 阿部仲麿 
  98. なげけとて つきやはものを おもはする かこちかおなる わがなみだかな // 西行
  99.  
  100. あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに よしののさとに ふれるしらゆき // 坂上是則
  101. まよなかの ましろきしもか げっこうか おもいおこすは ふるさとのやま // 遊水
  102.  
  103. めざめてにわの つきあかり // 遊水
  104. しもがおりたと まちがえて
  105. やはりつきかと あおぎみた
  106. ふっとこころに ふるさとよ
  107.  
  108. 牀前看月光 疑是地上霜
  109. 擧頭望山月 低頭思故鄕  靜夜思 // 李白  // 
  110.  
  111. かのときに わがとらざりし わかされの かたへのみちは いづこゆきけむ // 美智子
  112. わかれみち むこうのみちは どんなあき ふとたちどまる ときぞかなしき // 遊水
  113.  
  114. ふみゆきて ゆけばかえらぬ そのみちを かえりみすれば ゆきにうもれて // 遊水
  115.  
  116. なげけとて ときはながれて ゆくならば このひだまりに ふゆのひとひを // 遊水
  117. おおすぎる ことばは いつか きえるだけ こころにのこる うたはあるのか // 遊水
  118.  
  119. 名寸隅乃|船瀬従所見|淡路嶋|松<帆>乃浦尓|朝名藝尓|玉藻苅管|暮菜寸二藻塩焼乍海末通女|有跡者雖聞|見尓将去|餘四能無者|大夫之情者梨荷手弱女乃念多和美手|俳徊|吾者衣戀流船梶雄名三 // 万葉集
  120.  
  121. 吾者衣戀流|船梶雄名三  
  122. われは ? こふる ふなかじをなみ
  123. ゆらのとを わたるふなびと かじをたえ ゆくへもしらぬ こひのみちかな // 曽禰好忠
  124.  
  125. まんようの ことばひろえば よみがえる こぬひとをまつ おとめごころに // 遊水
  126. こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎに やくやもしおの みもこがれつつ // 藤原定家
  127.  
  128. あさなぎに たまもかりつつ はまおとめ われのみそめし かのひとはたれ // 遊水
  129. もしおやき こころこがして こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎろかも // 遊水
  130.  
  131. 鎌倉と 戦し敗れ 流刑地の 隠岐の島なる 天の高さよ // 遊水
  132. かまくらと いくさしやぶれ るけいちの おきのしまなる てんのたかさよ // 遊水
  133.  
  134. ひともおし ひともうらめし あじきなく よをおもふゆえ ものおもふみは // 後鳥羽天皇
  135. あのころの あいとねたみと うらぎりの よをおもうゆえ ものおもうみは // 遊水
  136.  
  137. わすれろと いえないけれど よのなかの わすれることの やさしさおもう // 遊水
  138. ゆるやかに こころのこおり とけてゆく グラスのなかの こおりのように // 遊水
  139.  
  140. かぜそよぐ ならのおがわの ゆうぐれは みそぎぞなつの しるしなりける // 藤原家隆 
  141. あらそいの あとのみたまを しずめんと ならにはおおき ほとけなるかな // 遊水
  142.  
  143. みぎのてを やさしくそっと さしのべて くだらかんのん たちにけるかも // 遊水
  144. みぎのての ゆびをほのかに ほほによせ よのひとおもう みほとけのかお // 遊水
  145.  
  146. いきてゆく ことのやさしさ むずかしさ いしかわたくぼく じっとてをみる // 遊水
  147. かのひびが せいしゅんなのか すなはまに いまはしずかに よせるなみかな // 遊水
  148.  
  149. かにかくに むかしのうたを こいおもう ときのながれの きしべにたちて // 遊水
  150. とうかいの こじまのいその なみのおと なみだあふれて とどめかねつも // 遊水
  151.  
  152. こいおもう よしいいさむも たくぼくも それぞれのとち それぞれのかわ // 遊水
  153. いのちなき すなのかなしさ さらさらと にぎれどすぐに こぼれおちゆく // 遊水
  154.  
  155. わかきひの ははのしゃしんの アルバムを ひらきみるての しばしとまりて // 遊水
  156. ゆくかわの ながれはたえず しゅんじゅうの うつろうときの さみしかりけり // 遊水  
  157.  
  158. さびしさや ときはかなたに すぎてゆく ただせみがなく とおいひのなつ // 遊水
  159. いきいそぐ ことなくわれは よにいきて うつらうつらと くまぜみのこえ // 遊水
  160.  
  161. へいぼんに すぎさるひびの はやいこと きょうもきのうと かわることなく // 遊水
  162. ふっくらと これはおいしい たきかげん しんまいですよと つまのこえする // 遊水
  163.