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2022年7月2日土曜日

虢国夫人遊春図に描かれている楊貴妃

虢国夫人遊春図に描かれている楊貴妃

 
■ 虢国夫人遊春図の虢国夫人はどの人か
■ 多くの人が書いているようだが、
■ これは事実をひとつづつ見てゆけば簡単に分かる。
■ しかし、この図の主題について書かれていないような感じだ。
■ それは、題名が「虢国夫人遊春図」とあるからで、
■ 無理はないかもしれないが、
  • ■ 主題は彼女ではなく、楊貴妃だ。
■ これもすぐ分かる。
■ では、なぜ題名が「虢国夫人遊春図」かという疑問が出てくる。
■ 絵としては寸詰まりのような気がするからだ。
■ 右端にもう少し何かが書かれていたのではないかと思うが
■ これについては今のところ何とも言えない。
■ さて、
■ 楊貴妃の時代は日本で言えばどの時代になるのか。
■ 遣唐使は菅原道真の建議以降中断している。
■ 百人一首で
  • 阿倍仲麻呂の歌は、7番目
  • 菅原道真の歌は、24番
  • ■ 古事記は玄宗皇帝即位の年に作られている。↑
■ 虢国夫人遊春図を見ると髪型などが身分によって決められていたようだが、
■ 日本では天武天皇のころに決められていたようで、
  • 女の40歳以上のものは髪は結い上げてもいいし、結い上げなくてもいい
  • 巫女や神官は神は結い上げなくてもいい
■ などとある。
■ また、
  • 婦女が 男子のように馬に乗るようになったのはこの日からである
■ と日本書紀・巻第29、にある。
■ 要するに馬がたくさんいた、ということになる。
■ そして、
  • そもそも政治の要は軍事である。
  • それゆえ文武官の人々は、務めて武器を使い、乗馬を習え。
  • ・・・
  • もし違反し、馬・武器に不都合なところがあり
  • 装備にかけるところがあれば、親王以下諸臣に至るまで、みな処罰する。
■ とある。
■ いわば皆兵制だ。
■ 唐の時代に関心を寄せるのもいいが、
■ 日本の同時代にも興味深く感じる。

2022年6月29日水曜日

眞坂樹はどんな木

眞坂樹はどんな木

■ 先に、
■ 日本書紀を見ると、天香具山には榊がたくさん生えていたようで、
■ 天照大神が岩戸に隠れたときこの木が使われた。
  •  忌部遠祖太玉命掘天香山之五百箇眞坂樹
  • ■ これが「香具山」の由来だったと思われる。
  • ■ 古代の人は榊の香りを特別な香りとしてとらえていたようだ。
■ こんなことを書いた。
■ 以前も、樟とか「香」が関係するのではないかと書いたことがある。
■ 書きかけのまま放置していた。
■ 振り返ってみよう。
  • ■ 万葉集には「天之香來山」とあるがなぜ「天香具山」と表記するのだろうか。
  • ■ おそらく、香りを嗅ぐ、ということだろう。
  • ■ 「天の」香りが来る山、という意味から「天の香来山」だったものが
  • ■ 香だから嗅ぐということになったような気がする。
    • 天の・かくやま  kaku yama
    • 天の・かぐやま  kagu yama
  • ■ 地名とか物の名とかは古ければごく単純にというか純粋に具体的な特性を意味している。
  • ■ では「香」とは何か、
  • ■ 山だから植物も考えられ、
  • ■ 香りの高い植物であり長寿のものとしては「樟」がある。
  • ■ 神社には樟が植えられていることも多い。
  • ■ 候補として可能性は大きい
  • ■ 神の木だから榊の可能性もあるが、匂いからすればヒサカキか。
  • ■ 「天香久山」の自生植物について調べるのもいいかもしれない。
  • ■ 参考、ついでに見た。
■ なるほど、・・・
  • 地名とか物の名とかは、古ければごく単純にというか
  • 純粋に具体的な特性を意味している。
■ やはり、こういうこととだろう。
■ 眞坂樹と書かれた木は何に当たるのか、
 

2022年6月23日木曜日

三国志と日本

三国志と日本

■ 諸葛孔明と戦った司馬仲達、この人が、
  • その年12月、詔書して倭の女王に報じていわく
■ この文章を書いたものと思われる。
■ 239年のことだ。
■ 日本の状況は
  • 14代 仲哀天皇 192-200年
  • 15代 応神天皇 270-310年
■ この14代と15代の間が、神功皇后の時代ということになる。
■ 古事記、日本書紀に色々書かれていて、面白い。
■ 「倭の女王」卑弥呼と同時代であり、
■ 古事記にある
  • 西の方に国有り、金銀を本として、・・・
■ などとして、海外遠征するのは、
■ 卑弥呼が魏の国と交流し、色々もらったことを聞き知って
■ 敦賀から日本海を山口、福岡に行った。
■ ということであろうと思われる。

2022年5月30日月曜日

千早古 神代にあらず 人の世の 心は今も 歌の言葉に

千早古 神代にあらず 人の世の 心は今も 歌の言葉に
■ 古事記は神の話しから始まっている。
■ 百人一首に「神代」という言葉があるが、これが古事記の神々の時代をさしているのかどうか、
■ 当時の神代の認識が千年前かどうかを厳密に議論するつもりはない。
■ ただ、
  • 別天神五柱
  • 神世七代
■ この七代目の神が「伊邪那岐命・伊邪那美命二柱神」であり、
■ 神社もあり、国生み、神生み、としてよく知られている。
■ 自分たちの遠い祖先は、こうだった、という想像の世界だ。
■ 漢字で書かれ「神」とあるが、もちろん人間で、
■ 遠い昔のことでよく分かっていないので、 神話として象徴化して、
■ 「かみ」と呼んでいるに過ぎない。
■ 日本語で「かみ」という言葉は幾つもあり、漢字で書けばまるっきり無関係に見えるが、
■ 共通する概念がある。
■ 人であったり、モノであったり、位置関係など、
■ 優れて「上」にあるモノを「かみ」と呼び、大切にしてきた。
■ 神業というようなほめ言葉もある。
■ 菅原道真のように優れた人を虐げたことが天災の原因だと考え
■ 祟りを恐れて、祭り上げて、「かみ」とすることも多い。
■ 要するに、敬う対象を「かみ」と呼んだのだ。
■ 漢字は当て字なのだから、「かな」で考えた方が自然だけれど、
■ 文字にするから誤解が生じた。
■ 当然ながら、元々人間でない「神」という存在があったわけではない。
■ その点、日本人は、少なくとも昔の人々は、人間とは何か、言葉とは何か、
■ 「尊さ」とは何かを自然界を含め現実に即して認識していたと考えられる。
  • 千早古 神代にあらず 人の世の 心は今も 歌の言葉に  遊水
■ 古事記や日本書紀、あるいは、万葉集や勅撰和歌集、
■ また、百人一首など、残されている言葉に人々の心を知ることができる。
■ 今日の人の心にも通じることだと思われる。