2026年10月2日金曜日

はるのゆめ よあけとともに さりゆける いずこにきえし あさやけのくも



■ 2026-10-02
■ 短歌的に書くと
  • 春の夢 夜明けとともに 去りゆきて どこの人かも 知らないままに
  • 春の夢 夜明けとともに 去りゆきて どこにいったか 知るすべもなく
  • 春の夢 夜明けとともに 去りゆきて 知るすべもなき 朝焼けの雲
  • 春の夢 夜明けとともに 去りゆける いずこに消えし 朝焼けの雲
■ ・・・何とかならんか、もう少し。

花非花 霧非霧
夜半來 天明去
來如春夢幾多時?
去似朝雲無覓處

■ 清少納言は、本当に、この漢詩を知っていたのか。
■ というのも、・・・

明けはなるるほどの黒き雲のやうやう消えて、白ろうなり行くも、いとをかし。
「朝にさる色」とかや、ふみに作りたなる。

■ 「黒き雲のやうやう消えて」という表現からは、「花非花」という色めいた感じがしない。
■ だが、「朝にさる色」とあるので、やはり見たのか。
■ いずれにせよ、自分の歌として詠む場合は、元の詩から離れるのがいいと思う。

2026年10月1日木曜日

清少納言と雲の話、「朝にさる色」とかや、ふみに作りたなる。

覓 意味 - 検索 「探し求める」

■ 2026-09-30
■ 昨日は雨だったので、動画を見たり、枕草子などをパラパラ読みした。
■ 「雲」の話なのだが、以前はよく雲の写真を撮った」ような気がする。

2002-07-14    14:01:48

吹田市



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■ 消滅飛行機雲は一度だけでなく他にも撮ったことがあると振り返ってみた。

2008-12-13    10:06:05

琵琶湖・東



■ 最近、鳥撮りで使用しているカメラ・レンズでは、雲や空、風景をを撮れないのはつまらないけれど、まあ、いいか、という感じだ。
■ さて、清少納言はどんな雲を見ていたのか、

[ 二五五 ] 
雲は、白き。むらさき。黒きもをかし。
風ふくをりの雨雲。
明けはなるるほどの黒き雲のやうやう消えて、白ろうなり行くも、いとをかし。
「朝にさる色」とかや、ふみに作りたなる。
月のいとあかきおもてにうすき雲あはれなり。

■ 脚注に、朝にさる色ーー出典不明、とあったので、他の本ではどうか見てみた。
■ 萩谷朴校註・枕草子・新潮日本古典集成、には、白楽天「花非花」を挙げていた。

花非花 霧非霧
夜半來 天明去
來如春夢幾多時?
去似朝雲無覓處

■ 訳文を見れば、ロマンチックな感じだ。
■ 「朝にさる色」とかや、ふみに作りたなる。・・・この文から漢詩、専門家は違うな、と思う。
■ 島内裕子は、230段訳、「中国の巫山という山の女神が、朝、人間の男のもとから去ってゆく時のことを詠んだ漢詩・・・」などとある。そして、評に、「雲のいろいろに関心を持つのは、近代文学を先取りしたようで、面白い。石川啄木が、不来方のお城の草に寝転んで見た空の雲、ボードレールが呼びかけた雲。清少納言が雲を眺めて、遥か遠くに思いを馳せたのだろうか。」と。
■ 啄木の歌は、

不来方のお城の草に寝ころびて
空に吸はれし
十五の心

■  ボードレールの方は、まったく興味はないが、これなのか、??、「スープと雲」LA SOUPE ET LES NUAGES | 笑い仮面のブログ
■ まあいい。
■ 私は、雲の形に面白さを感じる。清少納言と、ちょっと違いをかんじた。

文房具


■ 2026-10-01
■ 色鉛筆がうまく削れない、という。
■ いくつかあるのを試してみた。
■ ついでに、「DUX」の刃を入れ替えた。

丸形のモノは、昔、父が欧米旅行の際買ってきたもので、
父の死後、手元に4個ある。
後に、自分でも丸善で買った。その後、四角のモノも買った。


■ パソコンに入力する前に、メモ書きには鉛筆を使う。
■ 妻は、どちらかというと、ステッドラー派だ。


2026年9月28日月曜日

おや ゆきか あしをとどめて くちづさむ はるはなのみの かぜのさむさよ  遊水

白氏文集 - Wikipedia
白氏文集卷十四 南秦雪: 雁の玉梓 ―やまとうたblog―

■ 2026-09-28
■ 池田亀鑑校訂・枕草子[ 106 ] 、これが本はいかでかつくべからん
■ 脚注に白氏文集、十四、南泰雪、の詩があげられている。

慣從駱口到南秦
三時雲冷多飛雪
二月山寒少有春
我思舊事猶惆悵

■ 一応、検索してみた。
■ 清少納言はこの詩を思い浮かべ「このもとの、上の句は、どのように、つけたらいいだろうか」と思ったわけだ。
■ 公任からの使いが来て「少し春ある ここちこそすれ」と懐紙に書いてあった。
■ なるほど、これは、あれ、だな、と気づき、清少納言は「空さむみ 花にまがへて ちる雪に」と返した。これでいいかと不安だったが、ほめられた、というような話だ。
  • 空さむみ 花にまがへて ちる雪に 少し春ある ここちこそすれ
■ 清少納言の歌は少ないが、こんな遊びは得意だったようで、前の段からの続きで、こんなこともあった、と回想している。
■ こんなことを書きながら、次の歌を思い浮かべた。
  • おや ゆきか あしをとどめて くちづさむ はるはなのみの かぜのさむさよ  遊水

さては古今の歌二十巻をみなうかべさせ給ふを御学問にはさせ給へ

■ 2026-09-28
■ 昨日は雨がひどくなって帰ったが、野鳥撮影をした。


■ 今日は雨だ。
■ 知識としての古今和歌については、多くの人が書いていると思う。
■ ただ、作者名でなく何人かを知りたいのだが、便利な一覧がないようだ。
■ 以前、こんな句を作った。
■ 何の話かというと、枕草子の話だ。
■ 最初の方で、

「村上の御時に、宣耀殿の女御と聞こえけるは、小一條の左の大臣殿の御女におはしけると、たれかは知り奉らざらん。まだ姫君ときこえける時、父大臣のをしへきこえ給ひけることは、
    1. ひとつは御手をならひ給へ。
    2. つぎにはきんの琴を、人よりことにひきまさらんとぼせ。
    3. さては古今の歌二十巻をみなうかべさせ給ふを御学問にはさせ給へ
となん聞こえ給ひける。

■ この見識は見習うべきものかもしれない。
■ 例えば、映画はもう一つの人生体験だ、などとも言われる。
■ 古今和歌集に、は1000以上の歌があり、それを暗記することは、歌の作者の人生を追体験することに他ならない。しかも自ら書き写すことで記憶も確実になることだろう。
■ 単に「読み書き」でなく、具体的に示していることに意味がある。
■ そして、音楽として感情を表現できるように、「人よりことにひきまさらん」とは他の人の演奏も聴くことになる。
■ 当時の、娘の教育方針としては立派で明確だ。
■ 後の世の正岡子規の発言など、いい加減なものだ。子規が万葉集を手本にするならすればいい。万葉集がすべて漢字で書かれていたことを考えれば、当時の女の子が、自分で簡単に学習できるはずもない。
■ 実際、全てを暗記していたことが確認されたというから、すごいことだと思う。
■ そうした現実社会のことが書かれているので、~物語などよりおもしろい。

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平安時代前期の歌集。全二十巻。1111首。
905年(延喜五)醍醐天皇の勅命、8年後完成
撰者4人の歌が2割以上
4割ほどが読人知らず
  1. 紀貫之
  2. 紀友則
  3. 在原業平
  4. 小野小町
  5. 大江千里
  6. 壬生忠岑
  7. 僧正遍昭
  8. 凡河内躬恒
  9. 藤原敏行朝臣
  10. 猿丸太夫
  11. 参議篁
  12. 源宗于朝臣
  13. 後京極摂政前太政大臣
  14. 中納言行平
  15. 光孝天皇
  16. 喜撰法師
  17. ・・・
  18. よみ人しらす