■ 2026-08-29
■ 2026-08-27
春翁酒易悲 あはれとも わが身のみこそ 思ほゆれ 儚き春を 過ぐし来ぬれば
餘花葉裡稀 ちりまがふ 花は木の葉に かくされて まれににほへる 色ぞともしき
春盡啼鳥廻 限りとて 春の過ぎにし 時よりぞ 鳴く鳥の音の 痛く聞こゆる
蓮花水上紅 秋ならで はちす開くる 水の上は くれなゐ深き 色にぞありける
枝空花落稀 吹く風に 枝も空しく なりゆけば 落つる花こそ 稀に見えけれ
鳥思残花枝 鳴く鳥の 聲深くのみ 聞ゆるは 残れる花の 枝を詫ぶるか
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この現代語訳はないものか
『句題和歌』(大江千里集)を撰集・献上している。『古今和歌集』の10首を始めとして、以降の勅撰和歌集に25首が入集している
■ 「春翁酒易悲」これは大江千里自身の漢詩かもしれないと思ったが、白楽天の詩のようだ。
唐代 白居易
位逾三品日,年过六旬时。
不道官班下,其如筋力衰。
犹怜好风景,转重旧亲知。
少壮难重得,欢娱且强为。
兴来池上酌,醉出袖中诗。
静话开襟久,闲吟放醆迟。
落花无限雪,残鬓几多丝。
莫说伤心事,春翁易酒悲。
老いたれば めぐる春こそ 悲しけれ 酒を飲みつつ 見る桜かな 遊水