■ 2022-07-28
■ 2022-07-19 追加した。
■ とりあえず、まとめてみた。
■ 百人一首と私 と重複する歌もある。そのうち整理することにしよう。
■ 2023-01-18
■ 自分の歌と他人の歌の区別をしよう。
■ 関連頁をブログ内検索して幾つか追加した。
■ また、そのうち追加しよう。
千早古 神代にあらず 人の世の 心は今も 歌の言葉に // 遊水
万葉の 歌を枕に 千年の 時空を超えて 遊ぶ日もあり // 遊水
いにしえの やまとごころよ はるのひに いろはかわらず ちるさくらかな // 遊水
ことのはの ひとつひとつに こめられし うたのこころを しるぞたのしき // 遊水
うたえらぶ ひとのこころに おもいよせ わがうたにかえ かきならべたり // 遊水
たみびとが ころもあらいて ほしたるか このまにしろく なつはきにけり // 遊水
はるすぎて なつきたるらし しろたえの
ころもほしたり あまのかぐやま
春過而 夏來良之 白妙能 衣乾有 天之香來山 // 持統天皇 万葉集
■ 橋本遊水・ことのは: 持統天皇 (fujino00yuki.blogspot.com)
ほらごらん なつになったと いうことよ せんたくものが みえるじゃないの
みてみいや せんたくものが ほしたある なつがきたゆう ことねんやんか
はるすぎて なつがきたんだ ホラ白の 日傘くるくる まわし行く人
みてみいや せんたくものが ほしたある なつがきたゆう ことねんやんか
はるすぎて なつがきたんだ ホラ白の 日傘くるくる まわし行く人
東 野炎 立所見而 反見為者 月西渡 // 柿本人麻呂ひんがしの のにかぎろひの たつみえてかへりみすれば つきかたぶきぬ
いにしえの ながらのてらの やまざくら ちるひとはなお むなしかりけり // 遊水
さざなみや しがのみやこは あれにしをむかしながらの やまざくらかな // 平忠度
あふみのうみ ゆふなみちどり ながなけば
こころもしぬに いにしえおもほゆ // 柿本人麻呂
天離 夷之長道従 戀来者 自明門 倭嶋所見 // 柿本人麻呂あまざかる ひなのながじゆ こひくれば
あかしのとより やまとしまみゆ // 柿本人麻呂
ひとのよは むかしもいまも かわらない うたをよみつつ なみだしにけり // 遊水
から衣 裾に取りつき 泣く子らを
置きてぞ来ぬや 母なしにして 万葉集-4425、4401
みぎわまで こまうちかけて みかえれば ましろにふじは たちにけるかな // 遊水
田兒之浦從 打出而見者 眞白衣 不盡能高嶺尓 雪波零家留 // 山部赤人たごのうらゆ うちいでてみれば
ましろにぞ ふじのたかねに ゆきはふりける
青丹吉 寧樂 京師者 咲花乃 薫如 今盛有 // 小野老
あをによし ならのみやこは さくはなの
にほうがごとく いまさかりなり
いにしえの ならのみやこの やえざくら
きょうここのえに においぬるかな // 伊勢大輔
あじさいの いろうつりゆく ながあめに 小野小町の むかしもいまも // 遊水
ふるあめに いろうつりゆく あじさいを めでつつかなし ひとのこころは // 遊水
はなのいろは うつりにけりな いたづらに
わがみ世にふる ながめせしまに // 小野小町
いろみえで うつろふものは よのなかの ひとのこころの アジサイのはな // 遊水
おたがいの こころにはなを さかせたい だけどみえない はなのいろまで // 遊水
色見えで うつろふ物は 世の中の
人の心の 花にぞありける // 小野小町
とつぎゆき ひとはなけれど じんちょうげ はるぞむかしの かににおいける // 遊水
人はいさ心もしらずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける 貫之はかなくて 過ぎにしかたを 数ふれば
花にものおもふ 春ぞへにける // 式子内親王
そのばしょを たずねてみんか ひとりわれ こいやわするか ユウスゲのはな // 遊水
道しらば 摘みにもゆかむ 住江の
きしに生ふてふ 恋忘れぐさ // つらゆき
これやこの ゆくもきたるも わかるとも しるもしらぬも あふさかのせき // 遊水
これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬもあふさかの関 百人一首
あひみての のちのこころに くらぶれば
むかしはものを おもはざりけり // 藤原敦忠
くろかみの みだれもしらず うちふせば
まずかきやりし
ひとぞこひしき // 和泉式部
うたたねに こひしきひとを みてしより
ゆめてふものは たのみそめてき // 小野小町
はなかおる きせつとなれば ことしまた むかしのことを おもいだすかな // 遊水
たちばなの にほふあたりの うたたねは
ゆめもむかしの そでのかぞする // 藤原俊成の女
うたた寝の とこよをかけて 匂うなり
夢の枕の 軒のたちばな 藤原為明
さかるひの 夜々のおもかげ かきくらし ゆきとふりぬる としのくれかな // 遊水
ゆめかとよ みしおもかげも ちぎりしも
わすれずながら うつつならねば // 俊成女
ひとのなと おもかげしのぶ カルタとり 有馬稲子を わすれやはする // 遊水
有馬山ゐなの笹原風ふけばいでそよ人を忘れやはする 大弐三位
あふまでの おもひはことの かずならで わかれぞこひの はじめなりける // 寂蓮
たまのをよ こころとこころ むすぶいと しのびきれずに おもいきるかな // 遊水
かへりこぬ むかしをいまと おもひねの
ゆめのまくらに にほふたちばな // 式子内親王
こちふかば にほひおこせる うめのはな ひとはゆくとも はなはかわらず // 遊水
はなかおる きせつとなれば ことしまた なつかしみつつ おもいおこせり // 遊水
きみにより おもいならひぬ よのなかの ひとはこれをや こひといふらむ // 在原業平
■ 橋本遊水・ことのは: 在原業平 (fujino00yuki.blogspot.com)
あなたから てがみがとどき はるとなる まどをみがいて あしたをまとう // 遊水
つかのまの であいもあるさ それだけで わかれゆくこと むかしもいまも // 遊水
さよならの ことばはじかに つたえたい それもかなわず はなればなれに // 遊水
あきかぜや つらぬきとめぬ しらつゆの たまとちりける あさのひかりに // 遊水
さよならの ことばはじかに つたえたい それもかなわず はなればなれに // 遊水
あきかぜや つらぬきとめぬ しらつゆの たまとちりける あさのひかりに // 遊水
白露に 風の吹きしく 秋の野は
貫き止めぬ 玉ぞ散りける 百人一首 037 文屋朝康
吹くからに秋の草木のしをるれば
むべ山風をあらしと言ふらむ(古今249)
ほんとかな うわさしてると ひとのいう これがこいかと きづくまもなく // 遊水
忍れど 色に出でにけり 彼の恋は
物や思ふと 人の問ふまで 平兼盛
■ 流行り歌
わかれても ともだちだから いいでしょう たまにはおさけ さみしいよるに // 遊水・・・梓みちよ
いいへんじ わたしがしないと いうけれど そういうあなた だれとねてるの // 遊水
■ 2023-07-05 これは誰が歌った歌を元にしたか忘れたが、万葉集に次の歌がある。山菅の実ならぬ事を吾にせよいはれし君は誰とか寝らむ 巻4・564大友坂上郎女
なつのよる ふっとこころに はやりうた おもいだしつつ ねむりゆくかな // 遊水
よるにうた ききつつかみに かきつける ことばはいつも しつれんのうた // 遊水
コーヒーを ともにのもうよ あくるあさ むなしくあけて ひとりのみけり // 遊水
きょうもまた あなたはそれを うたうのか きのうのよるの こゆびがいたい // 遊水
かむことも あいのひとつや かすみさう // 遊水
たいおんの ちがいかんじる ふゆのよる // 遊水
なんとなく そんなもんだよ はるのかぜ // 遊水
きょうもまた あなたはそれを うたうのか きのうのよるの こゆびがいたい // 遊水
かむことも あいのひとつや かすみさう // 遊水
たいおんの ちがいかんじる ふゆのよる // 遊水
なんとなく そんなもんだよ はるのかぜ // 遊水
■ 橋本遊水・ことのは: 遊水俳句 1 (fujino00yuki.blogspot.com)
きのうきょう そしてあしたと いうけれど きのうはずっと とおくかなたに // 遊水
おもいでは とおいむかしの ことなれど いまものこれり こころのすみに // 遊水
みよしのの よしののやまの やまざくら さくらふぶきと なりにけるかも // 遊水
むすめらの はなやぎすぎる はなふぶき かげあゆまする しきいしのみち // 遊水
きのうきょう そしてあしたと いうけれど きのうはずっと とおくかなたに // 遊水
おもいでは とおいむかしの ことなれど いまものこれり こころのすみに // 遊水
みよしのの よしののやまの やまざくら さくらふぶきと なりにけるかも // 遊水
むすめらの はなやぎすぎる はなふぶき かげあゆまする しきいしのみち // 遊水
ひさしぶり ひかりのどかな はるなのに しづこころなく はなはち るのか // 遊水
ひさかたの ひかりのどけき はるのひに
しづこころなく はなのちるらむ // 紀友則
ほととぎす なきつるかたを ながむれば ただありあけの つきぞのこれる 藤原実定
柏餅 山ホトトギス アオバズク 例年通り 時移りきて 遊水
わがやどの いささむらたけ ふくかぜの おとのかそけき このゆうべかも // 大伴家持
うららかな みそらにひばり なきのぼる そのうたかなし ひとりしおもえば // (美空ひばり)
うらうらに てれるはるびに ひばりあがり
こころかなしも ひとりしおもへば // 大伴家持
きみまつと わがこいひおれば わがやどの
すだれうごかし あきのかぜふく // 額田王
あききぬと めにはさやかに みえねども
かぜのおとにぞ おどろかれぬる // 藤原敏行
そのときが いつかくるとは しりながら それがきょうだと おもわざりけり // 遊水
ついにゆく 道とはかねて ききしかど 昨日今日とは 思わざりしを // なりひら
かのひとは かなしいこころ うたにする わがみひとりの あきにあらぬと // 遊水
つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ
わがみひとつの あきにはあらねど // 大江千里
みやこへは さんりのみちの ゆきかえり いずこもおなじ あきのゆうぐれ // 遊水
さみしさに やどをたちいで ながむれば
いづくもおなじ あきのゆふぐれ // 良暹法師
■ 橋本遊水・ことのは: 良暹法師 (fujino00yuki.blogspot.com)
さみしさに うめだのまちに でてみれど ひとごみのなか しるひともなく // 遊水
つまんない うめだのまちに でてみたが どこもおなじで みたされないよ // 遊水
うずらなく ふしみのさとの なごりいま ちめいにのこる ふかくさのあき // 遊水
さみしさに うめだのまちに でてみれど ひとごみのなか しるひともなく // 遊水
つまんない うめだのまちに でてみたが どこもおなじで みたされないよ // 遊水
うずらなく ふしみのさとの なごりいま ちめいにのこる ふかくさのあき // 遊水
見わせば 野風を さむみ 日はくれて
を花がくれに うづら鳴くなり // 新撰和歌集
年を経て住みこし里をいでていなば
いとど深草野とやなりなん // 在原業平野とならば鶉となりて鳴きをらむ
狩だにやは君はこざらむ // 伊勢物語
なつされば そとのあそびも あきのかぜ さびしさよせる ひとのなきはま // 遊水
ゆうされば のべのあきかぜ みにしみて
うずらなくなり ふかくさのさと // 藤原俊成
■ 橋本遊水・ことのは: 定家と俊成の表歌 (fujino00yuki.blogspot.com)
隔てゆくよよの面影かきくらし 雪とふりぬる年のくれかな // 藤原俊成女
とおざかる 夜々の面影 かきくらし ゆきとふりぬる としのくれかな // 遊水
しらざりき くもいのよそに みしつきの かげをたもとに やどすべしとは // 西行
なげけとて つきやはものを おもはする かこちかおなる わがなみだかな // 西行
■ 橋本遊水・ことのは: 西行 (fujino00yuki.blogspot.com)
さききれぬ わがみなりせば さくらはな またくるはるの こころうきかな // 遊水
つきみれば むかしをいまに おもいけり なみだににじむ あきのゆうぐれ // 遊水
あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに よしののさとに ふれるしらゆき // 坂上是則
まよなかの ましろきしもか げっこうか おもいおこすは ふるさとのやま // 遊水
めざめてにわの つきあかり // 遊水
しもがおりたと まちがえて
やはりつきかと あおぎみた
ふっとこころに ふるさとよ
牀前看月光 疑是地上霜
擧頭望山月 低頭思故鄕 靜夜思 // 李白
かのときに わがとらざりし わかされの
かたへのみちは いづこゆきけむ // 美智子
■ 橋本遊水・ことのは: 「瀬音」に学ぶ (fujino00yuki.blogspot.com)
ふみゆきて ゆけばかえらぬ そのみちを かえりみすれば ゆきにうもれて // 遊水
なげけとて ときはながれて ゆくならば このひだまりに ふゆのひとひを // 遊水
おおすぎる ことばは いつか きえるだけ こころにのこる うたはあるのか // 遊水
たまもかる あまをとめども みにゆかむ ふなかじもがも なみたかくとも // 笠金村(万6-936)
淡路島 松帆の浦に 藻塩焼き 行き交う船に 不信なきかと // 遊水
名寸隅乃|船瀬従所見|淡路嶋|松<帆>乃浦尓|朝名藝尓|玉藻苅管|暮菜寸二|藻塩焼乍|海末通女|有跡者雖聞|見尓将去|餘四能無者|大夫之|情者梨荷|手弱女乃|念多和美手|俳徊|吾者衣戀流|船梶雄名三 // 万葉集
たわやめの おもひたわみて たもとほり あれはぞこふる ふなかぢをなみ
ゆらのとを わたるふなびと かじをたえ ゆくへもしらぬ こひのみちかな // 曽禰好忠
しるべなき うみにわがふね かぢをなみ しおのながれに みをまかせつつ // 遊水
ふみゆきて ゆけばかえらぬ そのみちを かえりみすれば ゆきにうもれて // 遊水
なげけとて ときはながれて ゆくならば このひだまりに ふゆのひとひを // 遊水
おおすぎる ことばは いつか きえるだけ こころにのこる うたはあるのか // 遊水
たまもかる あまをとめども みにゆかむ ふなかじもがも なみたかくとも // 笠金村(万6-936)
淡路島 松帆の浦に 藻塩焼き 行き交う船に 不信なきかと // 遊水
名寸隅乃|船瀬従所見|淡路嶋|松<帆>乃浦尓|朝名藝尓|玉藻苅管|暮菜寸二|藻塩焼乍|海末通女|有跡者雖聞|見尓将去|餘四能無者|大夫之|情者梨荷|手弱女乃|念多和美手|俳徊|吾者衣戀流|船梶雄名三 // 万葉集
たわやめの おもひたわみて たもとほり あれはぞこふる ふなかぢをなみ
ゆらのとを わたるふなびと かじをたえ ゆくへもしらぬ こひのみちかな // 曽禰好忠
しるべなき うみにわがふね かぢをなみ しおのながれに みをまかせつつ // 遊水
海人のすむ 浦こぐ舟の かぢをなみ
世をうみわたる 我ぞ悲しき // 小野小町(後撰1090)
きょうくるか きょうはくるのか わたりどり きんもくせいの さきそめるころ
きょうくるか きょうはくるかと としょかんで ゆびをおりつつ こぬひとをまち
まんようの ことばひろえば よみがえる こぬひとをまつ おとめごころに // 遊水
こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎに やくやもしおの みもこがれつつ // 藤原定家
あさなぎに たまもかりつつ はまおとめ われのみそめし かのひとはたれ // 遊水
もしおやき こころこがして こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎろかも // 遊水
みほとけの あごとひぢとに あまでらの あさの ひかりの ともしきろかも // 會津八一
せんねんの ながきつきひや はるのゆき じゅうだいでしの さみしきろかも // 遊水
■ 橋本遊水・ことのは: 「ろ」について (fujino00yuki.blogspot.com)
あらしふく にわのさくらの ゆきならで ふりゆくものは わがみなりけり // 遊水
花さそふ 嵐の庭の 雪ならで
ふりゆくものは 我が身なりけり // 百人一首 096 入道前太政大臣
花さそふ比良の山風ふきにけり
漕ぎゆく舟のあと見ゆるまで // 後鳥羽院宮内卿
ふねすぎて みずにあとなく なりしあと かぜにさそわれ ちるさくらかな // 遊水
世の中を何にたとへん朝ぼらけ漕ぎゆく舟の跡なきがごと // 沙弥満誓
よのなかに ことばともじがあるかぎり どこかになにか あとものこらむ // 遊水
よのひとの きおくのどこに のこるのか われさりゆけば それもいみなく // 遊水
鎌倉と 戦し敗れ 流刑地の 隠岐の島なる 天の高さよ // 遊水
かまくらと いくさしやぶれ るけいちの おきのしまなる てんのたかさよ // 遊水
ひともおし ひともうらめし あじきなく よをおもふゆえ ものおもふみは // 後鳥羽天皇
あのころの あいとねたみと うらぎりの よをおもうゆえ ものおもうみは // 遊水
■ 橋本遊水・ことのは: 後鳥羽院 (fujino00yuki.blogspot.com)
わすれろと いえないけれど よのなかの わすれることの やさしさおもう // 遊水
ゆるやかに こころのこおり とけてゆく グラスのなかの こおりのように // 遊水
■ かぜそよぐ ならのおがわの ゆうぐれは みそぎぞなつの しるしなりける // 藤原家隆
あらそいの あとのみたまを しずめんと ならにはおおき ほとけなるかな // 遊水
みぎのての ゆびをほのかに ほほによせ よのひとおもう みほとけのかお // 遊水
■ 橋本遊水・ことのは: 小さな旅の記録 (fujino00yuki.blogspot.com)
■ 橋本遊水・ことのは: もうひとつは (fujino00yuki.blogspot.com)
みぎのてを やさしくそっと さしのべて くだらかんのん たちにけるかも // 遊水
■ 橋本遊水・ことのは: 百済観音 (fujino00yuki.blogspot.com)
■ 石川啄木
いきてゆく ことのやさしさ むずかしさ いしかわたくぼく じっとてをみる // 遊水
かのひびが せいしゅんなのか すなはまに いまはしずかに よせるなみかな // 遊水
かにかくに むかしのうたを こいおもう ときのながれの きしべにたちて // 遊水
とうかいの こじまのいその なみのおと なみだあふれて とどめかねつも // 遊水
こいおもう よしいいさむも たくぼくも それぞれのとち それぞれのかわ // 遊水
いのちなき すなのかなしさ さらさらと にぎれどすぐに こぼれおちゆく // 遊水
■ 橋本遊水・ことのは: 石川啄木の検索結果 (fujino00yuki.blogspot.com)
わかきひの ははのしゃしんの アルバムを ひらきみるての しばしとまりて // 遊水
ゆくかわの ながれはたえず しゅんじゅうの うつろうときの さみしかりけり // 遊水
みぎのてを やさしくそっと さしのべて くだらかんのん たちにけるかも // 遊水
■ 橋本遊水・ことのは: 百済観音 (fujino00yuki.blogspot.com)
■ 石川啄木
いきてゆく ことのやさしさ むずかしさ いしかわたくぼく じっとてをみる // 遊水
かのひびが せいしゅんなのか すなはまに いまはしずかに よせるなみかな // 遊水
かにかくに むかしのうたを こいおもう ときのながれの きしべにたちて // 遊水
とうかいの こじまのいその なみのおと なみだあふれて とどめかねつも // 遊水
こいおもう よしいいさむも たくぼくも それぞれのとち それぞれのかわ // 遊水
いのちなき すなのかなしさ さらさらと にぎれどすぐに こぼれおちゆく // 遊水
■ 橋本遊水・ことのは: 石川啄木の検索結果 (fujino00yuki.blogspot.com)
わかきひの ははのしゃしんの アルバムを ひらきみるての しばしとまりて // 遊水
ゆくかわの ながれはたえず しゅんじゅうの うつろうときの さみしかりけり // 遊水
いきいそぐ ことなくわれは よにいきて うつらうつらと くまぜみのこえ // 遊水
へいぼんに すぎさるひびの はやいこと きょうもきのうと かわることなく // 遊水
ふっくらと これはおいしい たきかげん しんまいですよと つまのこえする // 遊水
未整理
本歌取り、日本経済新聞・歌壇
なぜかしら けっこんしたと みみにした あなたでなくて べつのあいてと
にくんだり きらいになったり したくない あいというには ほどとおくても
しつれんの いたみはすこし うすれゆく れっしゃのまどに きたぐにのうみ // 遊水
すてられた わたしをすてに たびにでる きたぐにゆきの このしんやびん // 遊水
心なき身にもあはれは知られけり鴫たつ沢の秋の夕暮 // [新古362]西行
心なき 身にも無念は 知られけり 射殺されたる 人を思えば // 遊水
みずばにて ことりまつまに いにしえの うたくちずさむ 南千里で // 遊水
いにしえの 松を待つとの かけことば しょうわのまちに 「まつのき小唄」 // 遊水
戦なき 世は望まれど 今日もまた 武器が欲しいと 言いつのる人
つれづれに うたよみおれば あめのひに あじさいのはな さきにけるかな // 遊水
いにしえの きょうのみやこの あじさいを めでつつかなし いろうつりゆく // 遊水
こいおおき おののこまちの よむうたの こころとことば りにかないけん // 遊水
はなざかり はなよりだんごと さわぐひと おののこまちの こころもしらず // 遊水
へいあんの はなはさくらと ひとのいう ぞくせつなれば わかりやすけれ // 遊水
いにしえの きょうのみやこの さくらばな ゆきとふれども いろはかわらじ // 遊水
さくらちり あめふりつづく ひにわれは こころしずかに あじさいのはな // 遊水
ながあめに そとをながめて あじさいの いろうつりゆく さまをたのしむ // 遊水