- 百人一首 001 天智天皇 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ
百人一首 077 崇徳院 瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ 海人のすむ 浦こぐ舟の かぢをなみ 世をうみわたる 我ぞ悲しき // 小野小町(後撰1090)
しるべなき うみにわがふね かぢをなみ しおのながれに みをまかせつつ // 遊水
■ 百人一首の最初の歌は天智天皇の歌だ。
■ 昔は「あらみ」が分からなかった。
■ 崇徳院の歌には「はやみ」とある
あら・み
はや・み
無・み
■ 「み」ということで拾ったが、
■ 小野小町の歌の
■ 「海女のすむ」という言葉には実感がないけれど、
■ 悩みは、昔も今も変わらない、という感じで親しみがわく。
■ さて、
■ 幾つか拾ってみた。
粗み
速み
高み
深み
重み 軽み
強み 弱み
赤み 青み 黄み
白み 黒み 渋み
甘み 辛み
渋み 苦み
旨み
厚み 薄み 細み
緩み
痛み 痒み
憎み
温かみ 暖かみ
楽しみ 苦しみ
明るみ
有難み
親しみ
・・・
人間み
■ 人間み、これも同じ範疇に入れていいのだろう。
■ 「み」を「い」に置き換えられない言葉がある。
■ 「み」を「さ」に置き換えて、発声するとどうか。
■ 以下は、関連・番外か。
撓み 凹み
妬み 嫉み
励み 悩み
嫌み