■ 2025-08-30
■ 日本経済新聞・土曜日・歌壇・俳壇、・・・
■ ザンビア・川端和夫さんの短歌にはいつも感心している。
■ そこで、今朝の一首。
- 冷凍の パンの形の いびつさよ レンジでチンと たいらに戻す 遊水
■ ごく自然にできるのがいい。
■ そのままジャムをつけて食べるか。
■ さらに、トーストするか、その辺はその時の気分だ。
清少納言 山の井、然しも、浅き例に、成り始めけむ。
訳 ・・・ 「山の井」は、歌に「浅くも」という言葉続きで詠まれるのは、どうしてそんな喩えになってしまったんだろう。「万葉集」にも「安積山影さへ見ゆる山の井の浅き心を我思はなくに」と詠まれている。
評 ・・・ 「井」は水が湧き出る泉のことで、井戸ののことではない。
井は、などさしもあさきためしになりはじめけん。
孟嘗君 姓は田
あしひきの山井の水はこおれるをいかなるひものとくるなるらむ
うわごおりあわにむすべるひもなればかざす日かげにゆるぶばかりを
氷面紐
氷が解ける結んだ紐が解ける
小兵衛といふが、赤紐のとけたるを、「これ結ばばや」といへば。実方の中将よりてつくろふに、ただならず、「あしひきの山井の水はこおれるを・・・」といひかく。年わかき人の、さる懸想のほどはいひにくきにや、返しもせず。
あなたはまだお若すぎてその心は男の気持ちなどおわかりにならず、まだこおっている山の井のようですのに、どうしてまた、ひも(氷面)がとけたんでしょうね、となぞをかけたのだ。小兵衛はまだ年若いひとで人前でそんなことをいわれて、はずかしいので返歌もしなかった。
'A wintry indifferencefreezes the well's blue watersto a knot of ice.How might I melt the cordand loosen its ice knot?'
The cord's knot is looseas ice on the water's surface.In finds itself undoneby the warm sunlight of a garlandof festive fern leaves in the hair.
氷が張ることを「結ぶ」と呼ぶ
蘭省花時錦帳下
廬山雨夜草庵中終身膠漆心應在
'How should it end, tell me?'
遺愛寺鐘欹枕聴香炉峰雪撥簾看
「これになにを書きましょうね。帝は「史記」という本をお写させなさいましたそうよ。」と、宮さまがおっしゃるので、「枕のことばをあつめて書きしたら。」と申し上げた。書を枕にしてねむる白氏のことを思いだして、こころにうかぶことばの数々に、魂をこめてのこしたらと思ったのだ。
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