2022年6月19日日曜日

奈良湖が無くなったのはいつか

奈良湖が無くなったのはいつか


■ 奈良盆地の溜まっていた水が無くなったのはいつ頃なのか、と思う。
■ 例えば、万葉集の2番目の歌のころは奈良湖はあった。
  • 國原波 煙立龍 海原波 加萬目立多都
  • 大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙立ち立つ 海原は 鴎立ち立つ うまし国ぞ 蜻蛉島 大和の国は
■ 水の上には住んでないはずだから、
■ 歴代の天皇がどこに住んでいたかは参考になると思う。
■ 平家物語・巻第五「都遷」には
  • 都遷りはこれ先蹤なきにあらず。神武天皇と申すは、・・・・
 とあるので、このあたりを見ればざっと分かりやすいかと思った。
■ しかし、この部分は、羅列的なので、
■ インターネットで探しても、どうやら、出てこない感じだ。
 まあ、いいか。
■ 以前、書籍自動ディジタル化、の話があったような気がするが、その後はどうなのか。
■ さて、平家物語に戻ると、
  • 神武天皇より景行天皇まで一二代は、大和の国郡々に都を建てて、他国には終に遷されず。
  • 然るを成務天皇元年に近江国に遷って志賀の郡に都を建つ。
  • 仲哀天皇二年に長門国に遷って、豊浦郡に都を建つ。
■ ここまでで、「大和」「近江」「長門」と天皇の住むところが変わっている。
■ 長門の国は今の山口県西あたり。
■ 宮内庁の、天皇系図を見ると、仲哀天皇は14代で、舒明天皇は34代なのでまだまだ後のことだ。
■ 仲哀天皇の后、神功皇后はまた大和の国に戻ってくる。
■ なので、頁を改める方がいいようだ。