■ 一昨日、床に積んであった本が崩れた。
■ 父の本が本棚に入らず、そこいらに、ほったらかしていたからだ。
- 高橋和夫著・日本文学と気象・中公新書、S53-08-25
■ 崩れた中に、この本があった。
■ 現代都市生活とは違う、昔の生活では気象が文学にどう反映されていたか。
■ 清少納言の項があったので、読んでみた。
■ 秋が嫌いだったようだ。
■ 私の場合も、自分の俳句を、春夏秋冬で分類すると、
- 「選ぶ作業と並べ替える作業は切り離して行った。春と冬が少なくて夏と秋の句が多いことに気付く」と、
■ 橋本遊水著「君はまっすぐ僕の目を」に書いていた。
■ 気象条件が人間にどう作用するか、これは科学的研究課題となりうる。
■ まあ、そんなことはなされている、ような気がするけれど。