メリー・アン ALFEE 1983 やっばり知らなかった。
■ 午前4時から、ラジオで、アルフィーの人が話している。
■ 知らないので、ちょっと聞いてみた。
■ 世の中、自分が知っていることなどしれたものだ。
■ さて、話変わって、・・・
■ 徒然草・第百三十八段に、・・・
周防内侍が、かくれどもかひなき物はもろともにみすの葵の枯葉なりけりと詠めるも、・・・枕草子にも、「来しかた恋しき物、枯れたる葵」と書けるこそ、いみじくなつかしう思ひ寄りたれ。・・・
■ 池田亀鑑校訂・枕草子を見ると、三十段に、・・・
すぎにしかた恋しきもの、枯れたる葵。・・・
■ と、ある。
■ 以前、「俳句・枕草子」で、・・・
- 栞ありすぎにし方の恋しけれ 遊水
■ と575の句にしたこともあった。
■ こういう句の場合、季語が必要だとも思わない。
■ 俳句に分類されなくてもいい。
■ 紅葉とか植物を栞にすることもあり、懐かしさは個々人のもので自分の思い出なのだ。
■ どこに書いたのか、
- 本が届いた 「君はまっすぐ僕の目を」を開いて見た。
■ ・・・
■ 島内裕子の枕草子は、上・下の「下」の方は読んだが「上」の方はまだだった。
■ 開いて見ると、「評」に
おそらく、兼好はよほど「枕草子」のこの段に触発されたのだろう。時空を隔てた、一対の男女による、限りなく美しい二重奏、・・・などと書いている。
■ ついでながら、私は、その一つ前の段を読んで、・・・
- 小雀にこころときめき育てけり 遊水
■ こんな句も作っていた。数えると、33句だった。
「僕はこうして古典に遊んでいる」まえがき・・・枕草子はよく知られているが、最初から最後まで読み通した人は案外少ないかもしれない。かなりの量だ。十七文字の俳句形式にすると覚えやすいので、逆にこれらの句が枕草子を再読するきっかけになったらいいと思う。
■ ・・・と書いた。
■ そして、今、また、枕草子をぼつぼつ読んでいる。