2026年6月28日日曜日

経緯メモ、と、斉藤史の歌。

■ 2026-06-28
■ 百人一首、百人秀歌、を参考に、昔の和歌に関心をもって、見てゆく中で、
■ 新撰・小倉百人一首も読むことになった。
■ 凡作ばかりで、人選もだめだ、としている。
■ 外すべきとする人の歌は分かるが、入れるべき人の歌は何なのか。
■ これは、塚本邦雄・王朝百首、に出てくるだろう、として注文した。
■ 入荷し取に行ったのは昨日だ。
■ 注文したとき、秀吟百趣、があったので、ついでに買った。
■ ここに斉藤史の歌も取り上げられていたので、「記憶の茂み」をパラパラめくった。
■ 何首かあったが、「記憶の茂み」にないものもある。


■ 私が記憶していた歌も、2首とりあげられていた。が、・・・
■ 塚本が取り上げたのは、「人が選んでいる歌以外」のようで、関心しない。
■ 斉藤史自身が自作を語っているのはどこかにあるはずだ。
■ 深く追求したいわけではないが,一つは「「ひたくれない」の歌なのかもしれない。
■ 昨日、ついでに訊いたが、この言葉が含まれる題の本は出版元にも在庫はないようだ。
■ 「記憶の茂み」の p.206 にある。

死の側より照明せばことにかがやきてひたくれなゐの生ならずやも   史
If a light is cast
from the death shore, believe
the shore on this side
must look especially bright,
glowing resplendent crimson.

■ どのように輝くのか、一応  resplendent を画像検索すると野鳥のケツアールが出てきた。野鳥撮影しているので、面白いと思った。
■ 2018-01-01 の日経新聞・春秋、には、もうひとつ、紹介されていた。

野の中にすがたゆたけき一樹あり風も月日も枝に抱きて

■ この歌も悪くはないが、次の歌の方が人間味があるかもしれない。

總身の花をゆるがす春の樹にこころ乱してわれは寄りゆく
Its entire body
swaying with all its blossoms,
the spring tree, throwing
my heart into confusion --
I am approaching it now.

■ 印象的だった歌は

過ぎてゆく日々のゆくへのさびしさやむかしの夏に鳴く法師蝉
O, the loneliness --
not knowing how all the days
go drifting way --
A cicada still chanting
in summers of long ago.