2022年8月15日月曜日

小野小町、応援隊2

小野小町、応援隊2

■ 平安時代前期9世紀頃の女流歌人
■ 3首取り上げてみた。
■ 孤独感があり、共感を覚える。
  • 木がらしの風にも散らで人知れず
  • 憂き言の葉のつもる頃かな〔新古1802〕
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  • はかなしや我が身の果てよ浅みどり
  • 野辺にたなびく霞と思へば〔新古758〕
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  • うたたねに恋しき人を見てしより
  • 夢てふものはたのみそめてき(古今553)
■ 今の世に、どれだけの人がいるか、知ろうとは思わない。
■ 自分と言葉を交わす人には限りがある。
■ ただ、千年以上の昔の人の歌に、心が生きている。