2017年1月9日月曜日

俳句とは何か、仏作って魂入れず

■ 日本経済新聞の黒田杏子選の一番の俳句を読んで、・・・
  • 仏作って魂入れず
■ こんなことわざを思い浮かべた。
■ 短歌や俳句は、自分の、あるいは自分だけに限らないが、・・・
■ ある思いを表し伝えるものだと思う。
■ 彼は何を人に告げようとしたのか、よく理解できなかった。
■ 杏子が選ばなければ、そして、「法隆寺は動かない」と評しなければ、・・・
■ こうして書くことも、けなすこともなかっただろう。
■ 杏子は、この俳句に何を感じたのか、・・・
  • 新年の鐘が鳴るなり法隆寺  吹田 佐野仁紀
■ 法隆寺に限らず、鐘の音に関して人それぞれの思いはあると思う。
■ それは、日本だけに限らず、・・・
■ 鐘の音に感動する。
■ 鐘だけでなく、音楽ということでも同様だ。
■ 俳句として表現し、新聞に投稿する、すなわち、他の人に読ませる、ということ、・・・
■ それは何かを伝えたいからだと思う。
■ それはそれでいい。
■ 何かを感じ取ることができる人もいるだろうし、・・・
■ 心を感じられない場合もある。
■ それは読む側の問題だ。
■ だからだけれど、・・・
■ 選者の杏子は何を感じとったのかが分からない。
■ 黒田杏子の感性とは何か、・・・
■ 何に共感したのか、・・・
■ それを選んで、即ち、選ぶことで、読者に何を伝えようとしたのか、・・・
■ 分からない。
■ 彼女は、あまりにも、俳句の世界に浸り過ぎたのではないだろうか。
■ 言葉が先にあるのではないことを忘れたかのようだ。