2022年6月23日木曜日

人の世は昔も今も変わらない

人の世は昔も今も変わらない

■ 万葉集はさまざまな身分の人が詠んでいる。
■ 日付が分かるものもある。
■ そうした記録が社会をあらわしていることになる。
■ 話しは飛ぶが、
■ 今、野鳥写真のブログなど見ると、撮影場所の記載がないのがほとんどで、
■ 記録にはなりえない。
■ さて、・・・
  • から衣 裾に取りつき 泣く子らを 置きてぞ来ぬや 母なしにして 万葉集-4425、4401
■ 1200年以上前の歌
■ 「裾に取りつき」だからまだ幼い。
■ 「泣く子ら」とあるから、一人だけではない。
■ シングルマザーという言葉はよく使われるが、父子家庭もタマランことだろう。
■ 例えば「万葉の恋歌」などの側面からの本が多いような気もするが、
■ こうした歌は、時代を超えた本質的な人の「こころ」で、
  • 人の世は 昔も今も 変わらない 歌を読みつつ 涙しにけり  遊水