2022年6月23日木曜日

「神」と名のついた天皇だ誰だったのか

「神」と名のついた天皇だ誰だったのか

■ 漢風諡号、例えば、神武天皇という呼び名は
 奈良時代に淡海三船(722~785)に より付けられたとのことで
■ 神武天皇以降の風諡号は、この人が付けたことになる。
■ それはいつ頃のことか、
  • 桓武天皇 在位期間 781から806年
■ 桓武天皇も含めるのかどうかは、まあ、どちらでもいいが、
■ 要するに奈良時代の歴史認識は漢風諡号に現れているといってよい。
■ そこで、
 それまでの「神」と名のついた天皇だ誰だったのか、
  • 神武天皇 1代
  • 崇神天皇 10代
  • 神功皇后
  • 応神天皇 15代
 以上だ。
■ この中で、奈良湖の水を無くしたのは崇神天皇かもしれない。
 ただ、舒明天皇は34代で、この時奈良湖があったとすれば、
 再び湖ができたことになる。
■ 桓武天皇から平安京になり、
■ 平家物語に
  • 帝王は三十二代、星霜は三百八十余歳の春秋を送り迎ふ。
■ となる前は、天皇が住む場所が、あちこちと移動が激しい。
■ 飛鳥時代、奈良時代、
 平城京はいつごろだったか、など考えればよいのかもしれない。
■ 天皇の呼び名は社会的評価が現れているとみてよい。
■ 例えば、
  • 仲哀天皇 14代
■ この「哀」という文字の意味を考えれば、
■ いかにも哀れで、悲しむべき人のようだ。
■ 古事記には、神功皇后と武内宿禰により暗殺されたかのような記述がある。
■ とにかく、このころの天皇の名の字義について調べるとよいと思う。
■ 例えば、
  • 天智天皇 38代
  • 持統天皇 41代
■ この二人の場合は、持統天皇が天智天皇を受け継ぎ世を収めた意味にとれる。