静心なく花の散るらむ
- 久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ 紀友則
- ひさしぶり ひかりのどかな はるなのに しずごころなく はなはちるのか 遊水
■ 桜の時期は、いつもいい天気とは限らず、雨であったり、強い風が吹くこともある。
■ 今年、2022年の春も、まだ見られるかなと思っていたが、強い風に桜の花は散ってしまった。
■ せっかくの ひかりのどかな はるだから きょうもさかりと さいていてくれ 遊水
■ そんな紀友則の心だ。
■ 馬場あき子著「百人一首」には次のようにある。
■ なにが「ひときわ沈静な気分」なのだろうか。
■ よくわからん。
■ 番号がふってある。69~134だ。
■ 藤の歌が3つ、山吹の歌が5つある。
■ 友則の歌がやはり一番かと思うが、
■ 今年、2022年の春も、まだ見られるかなと思っていたが、強い風に桜の花は散ってしまった。
■ せっかくの ひかりのどかな はるだから きょうもさかりと さいていてくれ 遊水
■ そんな紀友則の心だ。
■ 馬場あき子著「百人一首」には次のようにある。
- [歌の心]
- 空から降るはるかな春のひかり、
- うらうらとのどかに心をやわらげる明るい空間。
- そんな日にさくらよ、静かにとどまる心もなく散りいそいでゆくのか。
- 「古今和歌集」の「春歌下」の巻はほとんど桜が散る歌で埋まっている。
- 人々は花が作のを待ち、ついで散るのを惜しむ思いに、さまざまな感慨を加えていった。
- この友則の歌もそうした歌群の中にあるが、ひときわ沈静な気分をたたえて、
- 友則の「いま」の心情を静かに伝えている。
■ なにが「ひときわ沈静な気分」なのだろうか。
■ よくわからん。
- ひさしぶり ひかりのどかな はるなのに こころみだして はなはちりゆく 遊水
■ 番号がふってある。69~134だ。
■ 藤の歌が3つ、山吹の歌が5つある。
■ 友則の歌がやはり一番かと思うが、
- 残りなく ちるぞめでたき 桜花 有りて世の中 はては憂ければ
- うつせみの 世にも似たるか 桜花 さくとみしまに かつちりにけり
- 春さめの ふるは涙か さくら花 ちるををしまぬ 人しなければ