■ とりあえず、いままでのところだ
■ また、そのうち追加しよう。
- 万葉の 歌を枕に 千年の 時空を超えて 遊ぶ日もあり // 遊水
- ことのはの ひとつひとつに こめられし うたのこころを しるぞたのしき // 遊水
- うたえらぶ ひとのこころに おもいよせ わがうたにかえ かきならべたり // 遊水
- 春過而 夏來良之 白妙能 衣乾有 天之香來山 // 持統天皇 万葉集
- はるすぎて なつきたるらし しろたえの ころもほしたり あまのかぐやま
- たみびとが ころもあらいて ほしたるか このまにしろく なつはきにけり // 遊水
- 東 野炎 立所見而 反見為者 月西渡 // 柿本人麻呂
- ひんがしの のにかぎろひの たつみえて かへりみすれば つきかたぶきぬ
- ひんがしの ののかぎろいの たつところ かえりみすれば つきにしわたる // 遊水
- 田兒之浦從 打出而見者 眞白衣 不盡能高嶺尓 雪波零家留 //
山部赤人 - たごのうらゆ うちいでてみれば ましろにぞ ふじのたかねに ゆきはふりける
- みぎわまで こまうちかけて みかえれば ましろにふじは たちにけるかな // 遊水
- 青丹吉 寧樂 京師者 咲花乃 薫如 今盛有 // 小野老
- あをによし ならのみやこは さくはなの にほうがごとく いまさかりなり
- いにしえの ならのみやこの やえざくら きょうここのえに においぬるかな // 伊勢大輔
- 天離 夷之長道従 戀来者 自明門 倭嶋所見 // 柿本人麻呂
- あまざかる ひなのながじゆ こひくれば あかしのとより やまとしまみゆ // 柿本人麻呂
- であいとは かくなるものと しりながら こころなやみて あひにけるとは // 遊水
- あひみての のちのこころに くらぶれば むかしはものを おもはざりけり // 藤原敦忠
- くろかみの みだれもしらず うちふせば まずかきやりし ひとぞこひしき // 和泉式部
- うたたねに こひしきひとを みてしより ゆめてふものは たのみそめてき // 小野小町
- たちばなの にほふあたりの うたたねは ゆめもむかしの そでのかぞする // 藤原俊成の女
- ゆめかとよ みしおもかげも ちぎりしも わすれずながら うつつならねば // 俊成女
- さかるひの 夜々のおもかげ かきくらし ゆきとふりぬる としのくれかな // 遊水
- あふまでの おもひはことの かずならで わかれぞこひの はじめなりける // 寂蓮
- たまのをよ こころとこころ むすぶいと しのびきれずに おもいきるかな // 遊水
- かへりこぬ むかしをいまと おもひねの ゆめのまくらに にほふたちばな // 式子内親王
- かのひとと ともにつかいし このまくら かおをうずめて おもいねるかな // 遊水
- こちふかば にほひおこせる うめのはな ひとはゆくとも はなはかわらず // 遊水
- はなかおる きせつとなれば ことしまた なつかしみつつ おもいおこせり // 遊水
- あなたから てがみがとどき はるとなる まどをみがいて あしたをまとう // 遊水
- きみにより おもいならひぬ よのなかの ひとはこれをや こひといふらむ // 在原業平
- つかのまの であいもあるさ それだけで わかれゆくこと むかしもいまも // 遊水
- さよならの ことばはじかに つたえたい それもかなわず はなればなれに // 遊水
- わかれても ともだちだから いいでしょう たまにはおさけ さみしいよるに // 遊水
- いいへんじ わたしがしないと いうけれど そういうあなた だれとねてるの // 遊水
- なつのよる ふっとこころに はやりうた おもいだしつつ ねむりゆくかな // 遊水
- よるにうた ききつつかみに かきつける ことばはいつも しつれんのうた // 遊水
- コーヒーを ともにのもうよ あくるあさ むなしくあけて ひとりのみけり // 遊水
- きょうもまた あなたはそれを うたうのか きのうのよるの こゆびがいたい // 遊水
- かむことも あいのひとつや かすみそう // 遊水
- たいおんの ちがいかんじる ふゆのよる // 遊水
- なんとなく そんなもんだよ はるのかぜ // 遊水
- きのうきょう そしてあしたと いうけれど きのうはずっと とおくかなたに // 遊水
- おもいでは とおいむかしの ことなれど いまものこれり こころのすみに // 遊水
- あふみのうみ ゆふなみちどり ながなけば こころもしぬに いにしえおもほゆ // 柿本人麻呂
- さざなみや しがのみやこは あれにしを むかしながらの やまざくらかな // 平忠度
- いにしえの ながらのてらの やまざくら ちるひとはなほ あわれなりけり // 遊水
- みよしのの よしののやまの やまざくら さくらふぶきと なりにけるかも // 遊水
- むすめらの はなやぎすぎる はなふぶき かげあゆまする しきいしのみち // 遊水
- ひさかたの ひかりのどけき はるのひに しづこころなく はなのちるらむ // 紀友則
- ひさしぶり ひかりのどかな はるなれど しづこころなく はなはちりゆく // 遊水
- ほととぎす なきつるかたを ながむれば ただありあけの つきぞのこれる 藤原実定
- わがやどの いささむらたけ ふくかぜの おとのかそけき このゆうべかも // 大伴家持
- うららかな みそらにひばり なきのぼる そのうたかなし ひとりしおもえば // (美空ひばり)
- きみまつと わがこいひおれば わがやどの すだれうごかし あきのかぜふく // 額田王
- あききぬと めにはさやかに みえねども かぜのおとにぞ おどろかれぬる // 藤原敏行
- つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ わがみひとつの あきにはあらねど // 大江千里
- かのひとは かなしいこころ うたにする わがみひとりの あきにあらぬと // 遊水
- さみしさに やどをたちいで ながむれば いづくもおなじ あきのゆふぐれ // 良暹法師
- さみしさに うめだのまちに でてみれど ひとごみのなか しるひともなく // 遊水
- みやこへは さんりのみちの ゆきかえり いずこもおなじ あきのゆうぐれ // 遊水
- うずらなく ふしみのさとの なごりいま ちめいにのこる ふかくさのあき // 遊水
- ゆうされば のべのあきかぜ みにしみて うずらなくなり ふかくさのさと // 藤原俊成
- なつされば そとのあそびも あきのかぜ さびしさよせる ひとさりしはま // 遊水
あまのはら ふりさけみれば かすがなる みかさのやまに いでしつきかも // 阿部仲麿 - なげけとて つきやはものを おもはする かこちかおなる わがなみだかな // 西行
- あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに よしののさとに ふれるしらゆき // 坂上是則
- まよなかの ましろきしもか げっこうか おもいおこすは ふるさとのやま // 遊水
- めざめてにわの つきあかり // 遊水
- しもがおりたと まちがえて
- やはりつきかと あおぎみた
- ふっとこころに ふるさとよ
- 牀前看月光 疑是地上霜
- 擧頭望山月 低頭思故鄕 靜夜思 // 李白 //
- かのときに わがとらざりし わかされの かたへのみちは いづこゆきけむ // 美智子
- わかれみち むこうのみちは どんなあき ふとたちどまる ときぞかなしき // 遊水
- ふみゆきて ゆけばかえらぬ そのみちを かえりみすれば ゆきにうもれて // 遊水
- なげけとて ときはながれて ゆくならば このひだまりに ふゆのひとひを // 遊水
- おおすぎる ことばは いつか きえるだけ こころにのこる うたはあるのか // 遊水
- 名寸隅乃|船瀬従所見|淡路嶋|松<帆>乃浦尓|朝名藝尓|玉藻苅管|暮菜寸二|藻塩焼乍|海末通女|有跡者雖聞|見尓将去|餘四能無者|大夫之|情者梨荷|手弱女乃|念多和美手|俳徊|吾者衣戀流|船梶雄名三 // 万葉集
- 吾者衣戀流|船梶雄名三
- われは ? こふる ふなかじをなみ
- ゆらのとを わたるふなびと かじをたえ ゆくへもしらぬ こひのみちかな // 曽禰好忠
- まんようの ことばひろえば よみがえる こぬひとをまつ おとめごころに // 遊水
- こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎに やくやもしおの みもこがれつつ // 藤原定家
- あさなぎに たまもかりつつ はまおとめ われのみそめし かのひとはたれ // 遊水
- もしおやき こころこがして こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎろかも // 遊水
- 鎌倉と 戦し敗れ 流刑地の 隠岐の島なる 天の高さよ // 遊水
- かまくらと いくさしやぶれ るけいちの おきのしまなる てんのたかさよ // 遊水
- ひともおし ひともうらめし あじきなく よをおもふゆえ ものおもふみは // 後鳥羽天皇
- あのころの あいとねたみと うらぎりの よをおもうゆえ ものおもうみは // 遊水
- わすれろと いえないけれど よのなかの わすれることの やさしさおもう // 遊水
- ゆるやかに こころのこおり とけてゆく グラスのなかの こおりのように // 遊水
- かぜそよぐ ならのおがわの ゆうぐれは みそぎぞなつの しるしなりける // 藤原家隆
- あらそいの あとのみたまを しずめんと ならにはおおき ほとけなるかな // 遊水
- みぎのてを やさしくそっと さしのべて くだらかんのん たちにけるかも // 遊水
- みぎのての ゆびをほのかに ほほによせ よのひとおもう みほとけのかお // 遊水
- いきてゆく ことのやさしさ むずかしさ いしかわたくぼく じっとてをみる // 遊水
- かのひびが せいしゅんなのか すなはまに いまはしずかに よせるなみかな // 遊水
- かにかくに むかしのうたを こいおもう ときのながれの きしべにたちて // 遊水
- とうかいの こじまのいその なみのおと なみだあふれて とどめかねつも // 遊水
- こいおもう よしいいさむも たくぼくも それぞれのとち それぞれのかわ // 遊水
- いのちなき すなのかなしさ さらさらと にぎれどすぐに こぼれおちゆく // 遊水
- わかきひの ははのしゃしんの アルバムを ひらきみるての しばしとまりて // 遊水
- ゆくかわの ながれはたえず しゅんじゅうの うつろうときの さみしかりけり // 遊水
- さびしさや ときはかなたに すぎてゆく ただせみがなく とおいひのなつ // 遊水
- いきいそぐ ことなくわれは よにいきて うつらうつらと くまぜみのこえ // 遊水
- へいぼんに すぎさるひびの はやいこと きょうもきのうと かわることなく // 遊水
- ふっくらと これはおいしい たきかげん しんまいですよと つまのこえする // 遊水