紫陽花の花
■ 2022-01-12、2022-01-15 追記
■ 昨日は雨だった。
■ 晴野雨読だ。鳥見散歩にもでず、万葉集などパラパラ読みをしていた。
■ なるほど、・・・
- つれづれに うたよみおれば あめのひに あじさいのはな さきにけるかな // 遊水
- いにしえの きょうのみやこの あじさいを めでつつかなし いろうつりゆく // 遊水
- あじさいの いろうつりゆく いたずらに わがみよにふる ながめせしまに // 遊水
- こいおおき おののこまちの よむうたの こころとことば りにかないけん // 遊水
- いにしえの きょうのみやこの さくらばな ゆきとふれども いろはかわらじ // 遊水
- はなざかり はなよりだんごと さわぐひと おののこまちの こころもしらず // 遊水
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- 万葉の 花は梅なり
- 平安の 花は桜と 人のいう 俗説なれば わかりやすけれ // 遊水
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- 桜散り 雨ふり続く 日に我は 心静かに 紫陽花の花 // 遊水
- 長雨に 外を眺めて 紫陽花の 色移りゆく さまを楽しむ // 遊水
■ 2022-01-15 追記
■ 「八重咲くごとく」とはアジサイは花がたくさん集まっている、という感じでもあるけれど
■ 「八つ代に」ということからすると時間的経過があるので、色の変化と見るのがよいように思う。
■ 小野小町の
花の色は うつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに
■ この「花」を桜とするのは意味合いから無理のような気がする。
■ 万葉集にアジサイの歌が詠われていることからこの「花」は何かを見直してもいいように思う。
■ 絶対アジサイだと断定するつもりはないが、アジサイだとして読むとすっきりする。
■ 以前から気になっていたが、私としては、これで、まあ、解決したという感じだ。
■ 紫陽花の花の写真は何度か撮っている。
■ 例えば、ブログ「なんとなく そんなもんだよ はるのかぜ」で
■ 「紫陽花」と検索すると何頁もあり、その中に忘れていたけれど、
■ 万葉集の上記の歌についての記述をしていた。
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