■ 百人一首、でなくて、百人首でいいじゃないか、と、思う。
■ 自分の気に入った歌を選ぶ。例えば、
いにしえの ならのみやこの やえざくら けふここのえに においぬるかなあをによし ならのみやこは さくはなの にほふがごとく いまさかりなり
The capital at Nara,beautiful in blue earth,flourishes nowlike the lusterof the flowers in bloom. リービ英雄
■ 百人一首に付け加えながら整理してゆく。ブログを100頁用意しやってみる。
■ 1年、2年と経つうちに、見方も変わるかもしれないし、自分でも作ってみようと思うかもしれない。
■ 一首にこだわることはない。
■ 最初は下記の歌を並べて基礎にするのもいいかもしれない。
- 藤原定家・小倉百人一首
- 塚本邦雄・新撰・小倉百人一首
- 塚本邦雄・王朝百首
■ まず、源氏物語の最初の歌、
限りとて 別るる道の 悲しきに いかまほしきは 命なりけり 紫
声はせで 身をのみ焦がす 蛍こそ 言ふよりまさる 思ひなるらめ 紫物おもへば 沢の蛍も 我が身より あくがれ出づる 魂かとぞみる 和泉式部
たわむれに 若紫はと たずねども ただひややかに 紫のひと 遊水
あやめ咲く 草の庵と ひとよべど たまのうてなと かえしやりたり 遊水
蘭省花時錦帳下 廬山雨夜草庵中 // 和漢朗詠集巻下「山家」
九重の 花の都を おきながら 草の庵を たれかたずねん 公任、挙直
きょう見れば 玉のうてなも なかりけり あやめの草の 庵のみして 拾遺集
一条院皇后宮 後拾遺和歌集・哀傷・536 藤原定子
夜もすがら 契りしことを 忘れずば 恋ひむ涙の 色ぞゆかしき 藤原定子
ゆきのひに 香炉峰の雪 いかならむ みすたかくあげ そとをみるかな 清
暁と つげの枕を そばだてて 聞くもかなしき 鐘の音かな 藤原俊成
雪のうちに 春は来にけり 鶯の こほれる涙 今やとくらむ 藤原高子・二條后
二条の后の東宮のみやす所と申しける時に、御屏風に竜田川にもみぢ流れたるかたをかけりけるを題にてよめる
ちはやふる 神世もきかず たつた川 から紅に みずくくるとは なりひら朝臣
君により 思ひならひぬ 世の中の 人はこれをや 恋といふらむ 業平
いとおしい うらみはせぬが あじきなき よをおもいつつ うたをよむみは 遊水
人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は 後鳥羽院
秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる 藤原敏行君待つと 吾が恋ひをれば 我が屋戸の すだれ動かし 秋の風吹く 額田王
あさぼらけ ありけのつきと みるまでに よしののさとに ふれる白雪 坂上是則まよなかの ましろきしもか げっこうか おもいおこすは ふるさとのやま 遊水
みちのくの しのぶもじずり たれゆえに みだれそめにし われならなくにみちのくの おくのほそみち ひかりどう こころしずかに あすをいのりて 遊水
■ 馬・・・
ひなみしの みこのみことの うまなめてみかりたたしし ときはきむかふ
日並の 皇子の命の 馬並めて み狩り立たしし 時は来向ふ 柿本人麻呂
千鳥鳴く 佐保の 河門の 清き瀬を 馬うち渡し いつか通わん 大友家持
田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける
田兒之浦從 打出而見者 眞白衣
不盡能高嶺尓 雪波零家留 山部赤人
みぎわまで こまうちかけて みかえれば ふじはましろに たちにけるかな 遊水
春過而 夏來良之 白妙能
衣乾有 天之香來山 持統天皇 万葉集
春過ぎて 夏来るらし 白栲の 衣干したり 天の香具山
民人が 衣洗いて 干したるか 木の間に白く 夏は来にけり 遊水
はつなつの 風わたりゆく 国原に 天のめぐみよ 雨の香来山 遊水
雨乞の 雨之香来山 洗い干す 白いころもに はつなつのかぜ 遊水
