■ たまたま、萩原朔太郎「詩の原理」をパラパラみた。詩の現状は知らない。
■ あまり興味もなかった。
■ ただ、以前、「山に登る」を何度か取り上げたことがあった。
■ 理解するために、並べ変え、題名も組み込んでみた。
■ 次の通りだ。
■ この詩は、現実と過去が交差した記述になっている。■ 「俺」が今、「私達」が回想だから、言葉は変えず、時間軸に合わせて再構成した。
萩原朔太郎・作、橋本遊水・改
山に登る
空には風がながれてゐる、
おれは小石をひろつて口くちにあてながら、
どこといふあてもなしに、
ぼうぼうとした山の頂上をあるいてゐた。
山の頂上にきれいな草むらがある、
その上でわたしたちは寝ころんでゐた。
旅よりある女に贈る
眼をあげてとほい麓の方を眺めると、
いちめんにひろびろとした海の景色のやうにおもはれた。
おれはいまでも、お前のことを思つてゐるのだ。
ありまやま いなのささはら かぜふけばいでそよひとを わすれやはする 大弐三位
■ これを、短歌形式にすればどうか、例えば、こんな感じで。自分に向かって「叫べ」という感じにした。
- 山の上 叫べ萩原 朔太郎 俺は今でも お前が好きだ
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