夕浪千鳥
■ 自分の言葉で詠んでみる。
■ 例、ハマチドリ
■ 水に浮く鳥、浮寝鳥、ガン・カモ類、カモメ
■ 都、賑やか
■ 水鳥の鳴き声、賑やか、騒々しく、うるさくも聞こえるだろう。
■ ここまで書いて、以前も何か書いていたので、見てみた。
■ 人麻呂の「千鳥」にこだわらなければ、カイツブリの声が聞こえたとしても抒情はある。
■ カイツブリやバンなどはカモ類と同じような水かきではない。
■ オオバンは群れている。
■ カイツブリは「千鳥」というよほど群れていない。
- さざなみや しがのみやこは あれにしを むかしながらの やまざくらかな 平忠度
- あふみのうみ ゆふなみちどり ながなけば こころもしぬに いにしへおもほゆ 柿本人麻呂
- いにしえの みやこのあとは いずこなる ただみずとりの なみにむれなく 遊水
- [歌番号] 03/0266
- [題詞] 柿本朝臣人麻呂歌一首
- [原文] 淡海乃海 夕浪千鳥 汝鳴者 情毛思<努>尓 古所念
- [訓読] 近江の海夕波千鳥汝が鳴けば心もしのにいにしへ思ほゆ
- [仮名] あふみのうみ ゆふなみちどり ながなけば こころもしのに いにしへおもほゆ
- 時、夕方
- 場所、琵琶湖・湖面
- 千鳥、たくさんの鳥、シギ・チドリ類ではないだろう。
■ 例、ハマチドリ
■ 水に浮く鳥、浮寝鳥、ガン・カモ類、カモメ
■ 都、賑やか
■ 水鳥の鳴き声、賑やか、騒々しく、うるさくも聞こえるだろう。
■ ここまで書いて、以前も何か書いていたので、見てみた。
- 淡海の海夕波千鳥なが鳴けば、の「千鳥」はチドリ、か | なんとなく そんなもんだよ はるのかぜ (okuyamamomiji.blogspot.com)
- チドリ科の鳥は足に水掻きがない
- つまり、水の上に浮かんでいるのではない。
■ 人麻呂の「千鳥」にこだわらなければ、カイツブリの声が聞こえたとしても抒情はある。
■ カイツブリやバンなどはカモ類と同じような水かきではない。
■ オオバンは群れている。
■ カイツブリは「千鳥」というよほど群れていない。