2025年9月7日日曜日

「つねに文おこする人」は「頭の中将」・藤原斉信のような気がする。

■ 2025-09-07
■ 「B・島内裕子・清少納言枕草子・ちくま学芸書房」を買ったのは、2025-08-29のことだった。
■ 枕草子・下を、いちおう最後まで見た。
■ 島内裕子の本では、上にあるので、そっちの方はまだ見てないが、
■ 先に、大庭みな子・現代訳・枕草子を読んでいたので、なんとなく、同じ話なのかな、と思われる段があった。
■ 底本が違うし、大庭みな子の本は、全ての段は無いので「A・池田亀鑑・枕草子・岩波文庫」の段の番号になるが、
■ 清少納言の「つねに文おこする人」は「頭の中将」即ち、藤原斉信で、親密にしていた相手だったようだ。A、B の順に段を記す。
  1. 枕草子 293  276  つねに文おこする人の、  
  2. 枕草子   82     87  頭の中将の、すずろなるそら言を聞きて、・・・ 
■ 大庭みな子が「つねに文おこする人」の段も現代語訳していたら、どんな風だったろうか、と思う。
■ 清少納言はいつも男を突っぱねていたかのような印象をもっていたとしたら、それは間違いのようだ。