2025年9月10日水曜日

冷凍短歌、と、新聞記事、秋暑し 一人残りて 富士真奈美  遊水、と、42nd STREET



■ 2025-09-11
■ 2025-09-10
■ ・・・
  • 冷凍の ブルーベリーを パンの上 転がり止めは とろけるチーズ  遊水
■ こんな短歌を作りながらトーストを食べて、朝刊を見ると、・・・
■ 吉行和子の死亡記事と天皇の稲刈りの記事があった。
  • 「ここはどこ 時に空飛ぶ三人組」 岸田今日子、吉行和子、富士真奈美・文春文庫
    • 秋暑し 一人残りて 富士真奈美  遊水
    • ここはどこ 三人組の 旅の本 訃報の後に 開き見るかな  遊水
  • 身ひとつの今が幸せ 俳句のある人生 富士真奈美、光文社・知恵の森文庫
    • 香水やさてと別れを告げにゆく  真奈美・俳号衾去
    • 身ひとつの 今が幸せ 富士真奈美 彼女の本の 頁めくりて  遊水
    • 「タップに俳句」で、42nd STREET の話もあった。 知らなかったので聞いてみた。
    • 「奴のコート」の話では「見覚えのあるレインコート」という歌も思い浮かべた。
  • 夢本編集部編・俳句友だち・一季出版、の最後に吉行和子が「天にものぼる時間」を書き、ふたりを二人を紹介している。
■ 瑞穂の国日本。百人一首の一番は、
  • 秋の田のかりほの庵の苫あらみわが衣では露にぬれつつ  天智天皇
■ もち米の「マンゲツモチ」と、うるち米の「ニホンマサリ」
■ 夏目漱石は稲が米だとは知らなかった話は有名だが、清少納言も田植えを見てあれは何だろう、と枕草子に書いている。島内裕子の本では246段。248段では稲刈り。池田亀鑑の本では226段。
「二二六段 賀茂へまゐる道に」
田植うとて、女のあたらしき折敷のやうなるものを笠に着て、いとおほく立ちて歌をうたふ、折れ伏すやうに、また、なにごとするとも見えで、うしろざまにゆく、いかなるにかあらむ。

■ 苗を植えながら後ろにさがってゆくのが何か分からなかった。

  • 昨日こそ早苗取しかいつの間に稲葉そよぎて秋風の吹く  読人しらず  古今和歌集172
■ 今日も猛暑か、


ついでに
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