2022年12月31日土曜日

百人一首、最初の歌

■ 「天」とか「智」という文字で彼を現わすのは、そう呼んだ時代の評価だ。
■ 百人一首の選者が「藤原」姓なので、天智天皇を最初に挙げたのかもしれない。
■ どこかに書いたような気がするが、
■ 個人的に私は、天智天皇は暗殺者であるので、好きになれない。
■ まあ、そんなことはおいといて、・・・
■ 当時は農業は基本的に国の支えだった。
■ 彼の歌が、「白洲正子・私の百人一首」に説明しているようなことだったとしても、
■ 天皇自ら、手で植え、刈り取りをしたという事実もあったととらえてもいいように思う。
■ まあ、ちょこちょこと、ゴム長はいて、儀式的に示したに過ぎないことであったとしても、当時としては、態度で示す効果はあったのではないだろうか。
■ この歌で、農業の大切さを表したという意味は十分ある。
■ 歌として、存在価値はあるように思う。

2022年12月21日水曜日

ふりさけみれば、

■ 今朝の新聞小説・ふりさけみれば、500回に李白の詩と阿倍仲麻呂の和歌があった。
■ 2022-12-02 にはこの和歌が記載されていたので、
■ そろそろ終わりになりそうだなと思っていたが、ようやく、かな、と思う。
■ 最後はどんな形で終わるのか、興味深い。
■ ついでに

2022年12月12日月曜日

天の香久山、の読み方について

 天の香久山
■ 何度も新幹線に乗り、雑事に追われて時間的精神的にゆとりがなかった。
■ まあ、今は一段落しているので、そっちの方は気にしなくていいような気持ちになっている。
■ で、感じとしては久しぶりに、何か書いてみようかなという気になった。
■ 私にとってはまだすっきりしてなかったことのひとつは、持統天皇の歌だ。
  • 春過而 夏來良之 白妙能 衣乾有 天之香來山 // 持統天皇 万葉集
■ 日本語は漢字・かな交じり文なので表現が豊だが、・・・
■ 元々漢字はなかったので、最初は当て字だった。
■ 古事記を見れば分かる。
■ どこかに書いたが、日本武尊の歌に
  • 阿米能迦具夜麻
■ このように書かれている。
  • 「あまの」ではなく
  • 「あめの」だ。
■ 「天之香來山」は「あまのかぐやま」ではなく
■ 「あめのかぐやま」と振り仮名するべきものだった。
■ これもどこかに書いたが、リービ英雄「英語で読む万葉集」には「あめ」と振り仮名している。
■ まあ、
  • あめのかぐやま
■ と発音されていたのを「天香久山」としたものだから誤解が定着したものと思われる。
  • 天之香來山 ・・・ あめの香來山
  • 雨の香來山
■ 「雨のにおいがしてくる山」という風に考えれば、
■ あるいは、正解が得られるのではないか。
■ ここで、この歌の時代背景について考えてみよう。
■ 国を支えるものは「米」だった。
■ 稲作、水田、水、という連想が当然出てくる。
■ とすれば、
  • 雨乞い
■ だろう。
■ 古くから雨乞いをした丘だったと仮定して、調べてみるとよいと思われる。
■ この歌で、天香久山は地名として詠まれているが、
■ その地名はこの丘の重要性を示していた。
■ 納得である。

2022年12月8日木曜日

懐かしい、俳句とあそび、2022-12-09 追記

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■ こんなメッセージが出たので、今のところ削除した。
■ そのうち、見られるようになるだろう。
■ こんな感じで。
■ 今、作業中のようだ。