2023年3月10日金曜日

俳句、歳時記、と、花咲けば ちょっと寄り道 回り道  遊水

■ 2023-04-11
■ 2023-03-10
■ 最近、歳時記を読み比べて見た。
  1. 第三版・俳句歳時記・角川書店編
  2. 句歌歳時記・山本健吉・新潮文庫
  3. 山本健吉・基本季語五〇〇選・講談社学術文庫
■ 山本健吉のがよい。
■ [1]は季語の数は多いがはつまらない。
■ 俳句ばかりでなく、歌も含める方が考え方としては優れている。
■ しかし、どちらも、良い句を採ろうとしているのだろうが、・・・
■ 特に、俳句のみだと窮屈だ。
■ 俳句も作れば、歌も詠む。
■ そして、いずれにせよ、いわゆる、いい句だけだと気詰まりだ。
■ 梅の花は、そろそろ終わりに近い。次は桜か。
  • 花咲けば ちょっと寄り道 回り道  遊水
■ どうということのないこんな句もあっていい。
■ そして、こんな句に下の句をつける遊びもできそうだ。
■ 和漢朗詠集・586
  • 木の下を住かとすればおのずから花見る人になりにけるかな
■ こんな歌がある。
■ ・・・
  • 夏鳥の 飛び来るときに 花咲けば 花見の客の 煩わしけり
  • 通り道 桜並木の ありければ 花見る人に おのずなりけり
■ 以前は「淡墨桜」を見に行ったりもしたが、花見として、わざわざ行くことはなくなった。
■ 人込みが煩わしい。
■ 飲み食いした後の始末もしないモノどもを見たくない。