2015年12月31日木曜日
2015年12月19日土曜日
2015年12月17日木曜日
去年今年(こぞことし)という季語 2
■ ・・・
■ 季語の話を書いた。
■ 言葉は使い方により変化するものだ。
■ 季語も言葉だから、あまり、固定的に考えない方がいい。
■ 「去年今年」は、一応、新年の季語だ。
■ もちろん、新年の季語として使ってもいい。
■ 今年も「元気に」してゆきたいな、といった、思い、ということか。
■ まあ、たいした句ではない。
■ 季語の話を書いた。
■ 言葉は使い方により変化するものだ。
■ 季語も言葉だから、あまり、固定的に考えない方がいい。
■ 「去年今年」は、一応、新年の季語だ。
■ もちろん、新年の季語として使ってもいい。
昨日今日 そして元気に 去年今年
■ まあ、たいした句ではない。
2015年12月10日木曜日
2015年12月4日金曜日
寂しかりけり、と、さびしきろかも
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■ 表紙を見れば分かる。
■ なるほど、・・・
■ 今日、斎藤茂吉の歌を読んでいて、次の歌があることに気付いた。
- 高山の峡の川原は此処よりも高きにありてさびしきろかも
- 山なかに吹く風寒し遠くより来たりて去ぬるはさびしきろかも
- 星空の中より降らむみちのくの時雨の雨は寂しきろかも
- さびしきろかも
■ 会津八一は、・・・
- みほとけ の あご と ひぢ とに あまでら の
- あさ の ひかり の ともしきろ かも
- ともしきろかも かそけくなつかしきかな、といふほどの意。
- 「ろ」は意味無き助詞。
- 「万葉集」には「悲しきろかも」「尊きろかも」「乏しきろかも」などあり。
- さびしかりけり・・・自分が寂しい。
- さびしきろかも・・・寂しく見える。
■ 茂吉の歌の「2」は、必ずしも2の意味ではなく、1のようにもとれる。
■ 八一は「ろ」には意味がないとしている。
■ これについては以前書いた。
■ 私は、次の歌を作っていて、・・・
■ 茂吉の歌にこんなのがあるとは知らなかった。
■ あれれ、という感じだった。
- せんねんの ながきつきひや はるのゆき
- じゅうだいでしの さみしきろかも
- かなしき ろかも KANASIKI + IRO KAMO
- とおとき ろかも TOOTOKI + IRO KAMO
- とぼしき ろかも TOBOSIKI + IRO KAMO
- ともしき ろかも TOMOSIKI + IRO KAMO
- さびしき ろかも SABISIKI + IRO KAMO
- KI+IRO → KIRO
- ものの趣、つや、興味、趣味、調子、・・・
- きざし、様子。「成功の色が濃い」
■ 「顔色を窺う」、というような用法も、「様子」という感じだ。
■ 客観的に見た感じをさしている。
■ 八一のいうように、意味がないわけではない。
■ 言葉とは、どんな言葉でも、元々意味があったはずなのだ。
■ それが、時代と共に変化したり、使われなくなり、忘れられたりもする。
■ ここにあげる例は、・・・
■ 英語の、
- an apple
■ と逆ではあるが、よく似ている。
■ 前後の言葉と作用し合うのだ。
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