2023年7月31日月曜日

思い出す 大統領の スピーチに 橘曙覧の 歌を見たコト

  • TANKA、短歌選び 
  • 橘曙覧
    たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時
  • "It is a pleasure when, rising in the morning,
  • I go outside and find a flower that has bloomed that was not there yesterday." 
■ 2023-07-31
  • 楽しみは 白川静の 辞書を引き 漢字の意味を 確かめるとき
  • 驚きは 夜中の二時に 窓を開け うるさく蝉が 鳴いているとき

  • たのしみは 朝おきいでて 朝顔が いくつ咲いたか 数えいるとき  橋本遊水
  • The fun is when you wake up in the morning and count how many morning glories have bloomed  googl翻訳

2023年7月30日日曜日

漢詩、と、短歌の違いをgoogle翻訳で間接的にとらえられた



■ 2023-07-30
■ 藤原公任編集・和漢朗詠集 10番に次の詩がある。

先遣和風報消息 続教啼鳥説来由
やわらかな 風に気づけば そのあとに 春が来たぞと 鶯の声

Advance the wind to report the news, teach the birds to tell the reason
If you notice a gentle breeze, after that spring will come, the voice of the warblers

■ 次にあげる白居易の詩の3、4句目だ。
■ 何か理屈っぽく面白くもないのだが、短歌にするのが簡単そうだからとりあげた。
■ ついでに google翻訳すると、なるほど、なるほど、であぁる。
■ しかし、詩としていいかどうかよくわからない。
■ 英語の場合、鳥は複数形になっているが、
■ 一羽の方が初音という感じになる。
■ この短歌の場合、一羽でなければならない。
■ そのあたりの感覚がわからないようだ。
■ 「 If you .....」も「 I 」でなければならない。

やわらかな 風にきづいた そのあとに

■ とした方がよかったのだろう。
■ 日本の場合、春啼く鳥の代表はウグイスだ。
■ 白楽天の場合、鳥の種は分からないが、どんな鳥がなくのだろうか。

  春生   白居易
春生何處闇周遊
海角天涯遍始休
先遣和風報消息
續教啼鳥説來由

展張草色長河畔
點綴花房小樹頭
若到故園應覓我
爲傳淪落在江州

■ 他の漢詩についても短歌になおせるものなら取り上げてみるのもいいかもしれない。
■ 適当にやってみると、少しずつ分かってきて、親しみがでてくるかもしれない。

2023年7月25日火曜日

妻に代りて一首

■ 2023-07-25
■ 先日、こんな頁を書いた。↑
■ ・・・
  • 楽しみは 絵を描き上げて 額縁を いつもの店に 買いに行くとき   遊水
■ 妻に代って詠んでみた。
■ ・・・
■ いにしえの 歌詠む人も よく作る 男ながらも 女ごころを、などということか。
■ ・・・

2023年7月8日土曜日

七夕、7*7 = 49、始終苦のおもいも笹にさらさらと風に流せよ孤悲の短冊  遊水、

■ 2023-07-30
■ 始終苦、とはなんだったかな、という感じになっていたので、・・・
■ 七夕、7*7 = 49、をつけ加えた。
■ 2023-07-09 追記
■ 2023-07-08
■ 先日、・・・
  • 永井路子・万葉恋歌・日本人にとって「愛する」とは・KAPPA BOOKS・光文社
■ ・・・を読んでいたら、・・・

そういえば、「万葉」の中には、「恋」を「孤悲」と書いている例がいくつかある。このころは「万葉仮名」といって、いろいろ漢字をあて字に使っているのだが、この「孤悲」という使い方は、まことに、気のきいた、意味深長な使い方だ。
 恋とはたしかにひとりでいることが悲しく、愛する人と共にいることを望む気持ちである。それでいながら、なかなかいっしょにいられないことが、さらに人の悲しみを深くする。その苦しみがさまざまのかたちの愛の詩を生むのである。

■ こんなことが書かれていた。
■ きのうは7月7日、七夕だ。
  • 始終苦のおもいも笹にさらさらと 風に流せよ孤悲の短冊  遊水
■ まあ、99の遊び、というかダジャレというか、こんな使い方もあるかもしれない。
おもい
思い
重い
■ これも、一応、掛詞のつもりだ。
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■ 短歌とは無関係だが、
■ 2023-07-07 芥川のシロエリオオハムはまだいるようだ。
■ 私が行ったのは、6/29だったけれど。↓

2023年7月3日月曜日

いわゆる魏志倭人伝・卑弥呼について

■ 2023-07-03
■ 仮に、卑弥呼という人が実在したとする。
■ 中国語ではどのように発音されていたのか。

卑弥呼 Himiko
卑彌子 Bēi mí zi
卑彌呼 Bēi mí hū

■ ふうむ、・・・
■ 日本で、当時、Himiko と発音されていたとするなら、・・・
■ 当時、漢字は使われていなかっただろうけれど、・・・
■ 例えば、奈良時代の人は日本的には、どのような意味合いの漢字で書いただろうか。

日見子
火見子
・・・

■ ひでこ、という名前の人は

秀子
英子
日出子
・・・ 
 
■ こんな漢字があてられる。
■ 意味的には「日出子」が単純だ。
■ 卑弥呼という文字でなく「ひみこ」ということばでとらえたらいいように思う。


「天」という文字の意味、持統天皇の歌に関連して

■ 2023-07-03
■ 今後 AI が普及してくると、言葉の壁がなくなるのかもしれないが、
■ 例えば、中国文字と漢字の違い、同じ文字だが、使われ方が必ずしも同じではない。
■ ところが、概念としては、同じ場合もある。

yesterday today tomorrow
 
昨日 今日 明日
Kinō kyō ashita

昨天 今天 明天
Zuótiān jīntiān míngtiān

■ 日本語で「日」、中国語で「天」
■ この例に限れば、「天」という概念は「日」すなわち「太陽」だという感じだ。
■ 人工知能がどこまで進化するかわからないけれど、・・・
■ 意味的に追求されればよくなるかもしれないが、
■ 急速に進化すると変な方向に進むかもしれない。
■ 英語は世界的にはよく普及しているが、言葉的には普及が早すぎた。
■ いわば未完成の言語だ。
■ ここにあげた例でも分かるだろう。
■ 次に、・・・

天気
天然
Tenki ten'nen

weather natural 

天氣 自然的
Tiānqì zìrán de 
 
weather Nature
 
天 Tiān >> sky >> 天空 Tiānkōng 

空 Sora

■ この例では「天」は直接的には「太陽」ではない。
■ 天・あま・あめ・雨、天の恵み的、自然の捉え方がある。
■ 現時点で google 翻訳は完璧ではないようだが、
■ キリスト教的 heave や angel などとは無関係だ。