だけど見えない花の色まで
- 色見えで うつろふ物は 世の中の 人の心の 花にぞありける // 小野小町
■ 「人の心の花」は象徴的表現だから、翻訳しにくい。
■ 「世の中の」と一般的なことのようにみえるが、
■ その実、「人の心」は「あなたの心」をさしている。
■ 歌は誰かに読ませるために書き送る。
■ 「あなた」ではなく「人」と間接的に表現するのは、心を取り戻させるためで、
■ 「人の心」とあなたは言うけれど「私は違いますよ」という弁解の余地を残している。
■ しかし、小野小町は
- 花の色はうつりにけりないたづらに
■ と詠っている。
■ 結局のところ相手の心変わりを変えさせることはできず、離れてしまった、ということになる。
■ 「色見えで」の歌が後に詠まれたのだとすると。
■ 非難しながらも、それが人の世とあきらめたということになる。
日本語 | 英語、google 翻訳 |
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- お互いの 心に花を 咲かせたい だけど見えない 花の色まで // 遊水
■ 相手の本当の心が分かりにくい、ということなのだけれど、
■ しょうがないので、とりあえず書き換えた。
日本語 | 英語、google 翻訳 |
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■ 英語の「 I 」が煩わしい。